チェルシーが18日、DFジョン・テリーとの契約を1年延長したと発表した。

これまでの契約が今季で満了予定だったテリー。クラブは先週、1年の契約延長をオファーしたが、テリーは「異なる役割」でのオファーだったことを理由に時間をかけて検討すると明かしていた。

チェルシーは来季からアントニオ・コンテ現イタリア代表監督が就任する。クラブの発表によると、コンテ監督とテリー、オーナー、経営陣が話し合った末に、契約延長に至ったとのことだ。

テリーは「新契約を結べてうれしい。僕が根っからのチェルシーの人間であることは、みんな知ってのとおりだ」「新監督の下での来季を楽しみにしている。成功したい」とコメント。「ずっと応援してくれるファンにも一言。君たちは世界最高だ」と喜びをあらわにした。


14歳のころからチェルシーに在籍し、1998年にデビューしたテリーは、トップチームでクラブ歴代3位となる703試合に出場。そのうち570試合でキャプテンを務めた。これはクラブ最多の数字だ。

この間、テリーはチャンピオンズリーグ、ヨーロッパリーグ、プレミアリーグ優勝3回、FAカップ優勝5回、リーグカップ優勝3回と、数々のタイトルを獲得してきた。

チェアマンのブルース・バックは、「ジョンがクラブでもう1年を過ごすことになり、我々もうれしい。我々の歴史において最も成功した時期にずっとチェルシーのリーダーだったのが彼だ。最近、彼は700試合出場を達成した。疑う余地のない才能に加え、彼のプロ意識と献身性を示している」とテリーに賛辞を寄せている。