マンチェスター・ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督が、17日のホーム最終戦後、本拠地オールド・トラフォードのファンに感謝のスピーチをした。だが、一部ファンからブーイングを浴びせられている。

不審物騒ぎで延期となったボーンマス戦で、ユナイテッドはFWウェイン・ルーニー、FWマーカス・ラッシュフォード、MFアシュリー・ヤングのゴールで3-1と勝利した。だが、4位マンチェスター・シティに勝ち点で並んだものの、得失点差で及ばず、来季のチャンピオンズリーグ出場権を逃す結果に終わっている。

この日の試合では進退が騒がれている同監督の退任を求めるバナーを掲げたファンもいた。


さらに、試合後にピッチ中央でファン・ハール監督がマイクを持ち、スピーチが始まる際には、一部のファンから手厳しいブーイングも飛んだ。


ファン・ハール監督はスピーチで「無条件のサポート」をファンに感謝した。だが、イギリス『スカイ・スポーツ』のインタビューでは、ファンのチームに対する期待が「高すぎる」ともコメント。「我々は移行期にある」と主張している。

ユナイテッドは21日、FAカップ決勝でタイトルを目指す。