Googleマップで「モテる大学」というキーワードを検索すると慶應義塾大学が、「モテない大学」だと某有名理系大学が――都内を中心とした大学について、そんな奇妙な検索結果が多数存在することが判明した。


「モテる大学」での検索結果。慶應義塾大学が表示された

Jタウンネット編集部が確認できたものだけでも、その数は20個以上だ。いったい、どんなレッテルが各大学に貼られているのか調査した。

「合コンしたい大学」は有名大2つ、「ヤバい大学」はあの...

さっそく、実際の検索結果を見てみよう。


たとえば、「合コンしたい大学」と検索すると、慶應義塾大学と早稲田大学の2カ所が表示される。「頭がいい大学」では、やはり慶應が。「賢い大学」だと早稲田がそれぞれ出る一方、「ダメな大学」では帝京大学が、「ヤバい大学」では法政大学と明治大学が検索結果として表示された。




「チャラい大学」には、慶應に加え、明治、青山学院大学など。逆の「オタク大学」は東京電機大学。東京大学は「楽しい大学」、京都大学は「変人が多い大学」。冒頭に挙げた「モテない大学」をはじめ、「合コンしたくない大学」「人に言えない大学」などで表示されるのは、東京工業大学だ。




ほかにも、手当たり次第にさまざまな「○○大学」を入力していくと、「すばらしい大学」「ひどい大学」「一流大学」「Fラン大学」などなど、少なくとも20個を超えるキーワードで実在する大学が表示された。多くは東京を中心とした有名大学だ。首を傾げるようなものも少なくないが、おおむね各大学に対するステレオタイプなイメージに基づいて当てはめられているらしい。

去年はGoogleマップ改ざん騒動があったが...

この現象は、ツイッターなどで2016年1月14日ごろから指摘され始めた。

Googleマップといえば、2015年にネットユーザーのいたずらによる改ざんが相次いで行われ、ついには「犯人」が書類送検される騒ぎもあった。今回は果たして......？