「ジャニーズは懲りてません!アイドルですよ?」NEWS増田が武井壮らとサバイバルに挑戦
極寒のアイスランド、危険動物の大群がいるサバンナ、迷宮洞窟、荒れ狂う大海原……極限地帯で100時間を生き抜くドキュメンタリーバラエティ『全世界極限サバイバル2016』の第3弾の放送が決定した。
(TBS系列/1月2日(土)よる6時〜)
極限地帯に降り立ち、水分確保から食料調達、危険回避、シェルターの建設まで、サバイバル技術を駆使して100時間生き抜くサバイバルだ。
今回の挑戦者は佐野岳、武井壮、西川貴教、NEWSの増田貴久の4人。放送に先駆け、記者会見に登壇したサバイバーたちは、興奮冷めやらぬ様子で語った。
「アフリカのサバンナ、タンザニアの方に行かせてもらいました。NEWSの増田貴久です。」
ボルドー系のツイードジャケットに白シャツとネクタイ、足元はブーツというオシャレな衣装でにこやかに挨拶をした増田。
これまでV6の三宅健が灼熱地獄エチオピアのダナキル砂漠へ、KAT-TUNの上田竜也はカナダのポンドインレットというマイナス50度の極寒の地を経験している。この番組はアイドルにも容赦ない。
「ジャニーズは懲りてません!増田さんオファーが来ましたね!アイドルですよ?」司会のTBS・高野アナも興奮気味だ。
増田「僕、この番組が大好きで見させてもらっていて、本当にこの番組はすごいなと。ひどいなと(笑)」
以前、別の番組でおもちゃの虫を差し出され、イスから転げ落ちてしまったほど虫が苦手な増田。虫どころじゃないサバンナだが、反応は意外だった。
増田「このお話しをいただいた時のはじめてのリアクションが『やった!』僕でいいんだって嬉しくって。その初めての印象というか感覚を信じて、これを機に自分も変わりたいなと。」
高野「(収録が)終えたあとはいかがでしたか?」
増田「やっぱり見てのとおり男らしくなってシャープな感じに!」
武井「サバンナの感じが出てる(笑)」
増田「自分の小ささ、自然の恐怖というのを肌で感じたので、日常で一日一日誰かに会う時とか物に対しての感謝の気持ちを感じるようになりましたね。一人の人間として生きることに対して意識が変わりました。」
「ヤバイヤバイ、ヤバイよ……。」
大きな木の上には獲物を狙うヒョウ、続いてヌーの大群が大移動。同じ大群でも東京ドームにファンが集まるのとはわけが違う。
凶暴な危険動物がひしめくサバンナで、動物との遭遇率は番組史上最も多い。乾期には水不足にもなる土地で、大きなゾウのフンを絞る増田。煮沸で殺菌し、わずかに残った水分をためらいながらもゴクリ。
……これがサバイバルというものか。
たった数分のダイジェスト映像ですらハラハラさせられる。
「カッコよく美しく、アイドルらしくゴールしたいなと思っています」
弱肉強食の世界に降り立ったアイドル。宣言どおりリタイアせずにゴールできたのだろうか。
CAP:武井と西川の腕がほぼ同じ太さ…日頃のトレーニングの賜物だ
俳優に歌手など、普段の仕事は異なる4人だが、登壇者全員に共通するのは、体を鍛えているところ。みんないい筋肉の持ち主だ。
4人の中で最も若い佐野岳は、TBSの『オールスター感謝祭赤坂5丁目ミニマラソン』1位を獲得するなど、身体能力が高いことで知られている。今回はジャングル、海、火山でサバイバルに挑戦した。
「この番組が大好きなのと、自分がこういう地に行ったらどれだけ挑戦できるのかってところで、自分を確かめられるいい機会だなと思いました。ワクワクした気分で臨みました。」
火山には広範囲に青い炎が揺らめいていて絶景ではあるが、タオルでマスクを作り毒ガス対策をしなければならないほどの危険地帯。他にも泳いで島を渡ったりイカダを作ったりと若さゆえのエネルギッシュなチャレンジをした。
「役者としても何かできることがあったりとか、そこにいて感じられて次に生かせかせられると思いましたので。」
ドラマ『下町ロケット』(TBS系列)の撮影の合間を縫ってロケに挑んだ佐野。帰国後すぐに口にしたのはロケ弁とドラマ現場に直行。帰国後もハードなスケジュールが待っていた。
2016年にデビュー20周年を迎える歌手の西川。事務所スタッフの心配をよそに早い段階で腹を決め、オーロラが見られる極寒の地・アイスランドに向かった。
高野「一番、違和感のあるオファーだったと思うのですが、シンガーですよね西川さん。なぜオファーを受けたんでしょうか?」
西川「なぜ僕のところに来たのかなって疑問でしかなかったですけど、こういう機会もないですし。来年はT.M.Revolutionとしてデビュー20周年になるので、その2016年のスタートがこういう企画ってこともありまして。もう一度自分を律するという意味で受けようじゃないかと前向きだったんですけど、周りがすごい反対しまして(笑)」
西川「誰しも一つしか命がないものですから、それをどうやって燃やし尽くすかともう一度改めて考えましたし、自分ができることだったりとか、そういうものに真っ正面から向き合っていくことの大切さをすごく感じましたね。音楽には全く反映されないかもしれませんけど(笑)」
武井「俺は楽しみですよ!芸能界の大先輩ですし、同じく袖がないパターンで20年間サバイブしてきた方ですから。」
西川「ちょっとずつカテゴリがこっち寄りになってきてる。最近、武井壮っていう括りと西川貴教がニアーな感じになってる(笑)」
撮影も危ぶまれるなど過酷な状態ばかりが続き、実際に見ることができたのは9段階あるオーロラのうち、8のレベルに遭遇したという。
「ずっと極限状態で、たまにおつりが来るんですよ。ちょっぴりおつりが来るんですよ。」
撮影のために体脂肪を増やして挑み、みんなの目の代わりになるというだけに、貴重なオーロラ映像が楽しみだ。
「まずお話しをいただいたときには即座に断りました!前回終わったあとの会見でも宣言したんですけど、もう一回オファーきちゃったんで。」
冗談まじりに答えた武井が、すぐに首を振らなかったのには理由があった。
「経験があるんで2回の。体と心のダメージとか、色んなことを経験しているんで。楽しんでいただく番組なんですけど、その苦しさとか色んなものが身にしみて感じているのでそう簡単に『ああ楽しそうですね』っていう言葉は出てこなかったですね。」
番組スタッフの熱心なオファーに背中を押されて3度目の決断を下した。渋るところに壮絶さを感じる。収録を終えて感想を聞かれると、
「いやーもうね、地球を感じた。俺って地球の上に生きてんだなって。どういう結果になったかはわかりませんが、俺は地球に生きているし生かされていると感じた」
4人の中でも最も経験がある武井。サバイバルも正しく行う知識が必要なこと、そのために色んなものを知ることの大切さなど、言葉の一つ一つに重みがあった。
過去2度の放送では100時間を生き抜けば良かったが、第3弾ではルールが改訂。30時間、60時間という二つのポイントを通過しなければ即リタイアとなる。4人は無事にゴールしたのだろうか、一体どんな100時間を過ごしたのだろうか。
『全世界極限サバイバル2016』はTBS系列で1月2日(土)よる6時から放送!
(柚月裕実)
(TBS系列/1月2日(土)よる6時〜)
極限地帯に降り立ち、水分確保から食料調達、危険回避、シェルターの建設まで、サバイバル技術を駆使して100時間生き抜くサバイバルだ。
「アイドルですよ?」NEWS・増田貴久が飲んだのはゾウの……
「アフリカのサバンナ、タンザニアの方に行かせてもらいました。NEWSの増田貴久です。」
ボルドー系のツイードジャケットに白シャツとネクタイ、足元はブーツというオシャレな衣装でにこやかに挨拶をした増田。
これまでV6の三宅健が灼熱地獄エチオピアのダナキル砂漠へ、KAT-TUNの上田竜也はカナダのポンドインレットというマイナス50度の極寒の地を経験している。この番組はアイドルにも容赦ない。
「ジャニーズは懲りてません!増田さんオファーが来ましたね!アイドルですよ?」司会のTBS・高野アナも興奮気味だ。
増田「僕、この番組が大好きで見させてもらっていて、本当にこの番組はすごいなと。ひどいなと(笑)」
以前、別の番組でおもちゃの虫を差し出され、イスから転げ落ちてしまったほど虫が苦手な増田。虫どころじゃないサバンナだが、反応は意外だった。
増田「このお話しをいただいた時のはじめてのリアクションが『やった!』僕でいいんだって嬉しくって。その初めての印象というか感覚を信じて、これを機に自分も変わりたいなと。」
高野「(収録が)終えたあとはいかがでしたか?」
増田「やっぱり見てのとおり男らしくなってシャープな感じに!」
武井「サバンナの感じが出てる(笑)」
増田「自分の小ささ、自然の恐怖というのを肌で感じたので、日常で一日一日誰かに会う時とか物に対しての感謝の気持ちを感じるようになりましたね。一人の人間として生きることに対して意識が変わりました。」
「ヤバイヤバイ、ヤバイよ……。」
大きな木の上には獲物を狙うヒョウ、続いてヌーの大群が大移動。同じ大群でも東京ドームにファンが集まるのとはわけが違う。
凶暴な危険動物がひしめくサバンナで、動物との遭遇率は番組史上最も多い。乾期には水不足にもなる土地で、大きなゾウのフンを絞る増田。煮沸で殺菌し、わずかに残った水分をためらいながらもゴクリ。
……これがサバイバルというものか。
たった数分のダイジェスト映像ですらハラハラさせられる。
「カッコよく美しく、アイドルらしくゴールしたいなと思っています」
弱肉強食の世界に降り立ったアイドル。宣言どおりリタイアせずにゴールできたのだろうか。
ノースリーブで仕事かぶる?華咲く筋肉トーク
CAP:武井と西川の腕がほぼ同じ太さ…日頃のトレーニングの賜物だ
俳優に歌手など、普段の仕事は異なる4人だが、登壇者全員に共通するのは、体を鍛えているところ。みんないい筋肉の持ち主だ。
4人の中で最も若い佐野岳は、TBSの『オールスター感謝祭赤坂5丁目ミニマラソン』1位を獲得するなど、身体能力が高いことで知られている。今回はジャングル、海、火山でサバイバルに挑戦した。
「この番組が大好きなのと、自分がこういう地に行ったらどれだけ挑戦できるのかってところで、自分を確かめられるいい機会だなと思いました。ワクワクした気分で臨みました。」
火山には広範囲に青い炎が揺らめいていて絶景ではあるが、タオルでマスクを作り毒ガス対策をしなければならないほどの危険地帯。他にも泳いで島を渡ったりイカダを作ったりと若さゆえのエネルギッシュなチャレンジをした。
「役者としても何かできることがあったりとか、そこにいて感じられて次に生かせかせられると思いましたので。」
ドラマ『下町ロケット』(TBS系列)の撮影の合間を縫ってロケに挑んだ佐野。帰国後すぐに口にしたのはロケ弁とドラマ現場に直行。帰国後もハードなスケジュールが待っていた。
2016年にデビュー20周年を迎える歌手の西川。事務所スタッフの心配をよそに早い段階で腹を決め、オーロラが見られる極寒の地・アイスランドに向かった。
高野「一番、違和感のあるオファーだったと思うのですが、シンガーですよね西川さん。なぜオファーを受けたんでしょうか?」
西川「なぜ僕のところに来たのかなって疑問でしかなかったですけど、こういう機会もないですし。来年はT.M.Revolutionとしてデビュー20周年になるので、その2016年のスタートがこういう企画ってこともありまして。もう一度自分を律するという意味で受けようじゃないかと前向きだったんですけど、周りがすごい反対しまして(笑)」
西川「誰しも一つしか命がないものですから、それをどうやって燃やし尽くすかともう一度改めて考えましたし、自分ができることだったりとか、そういうものに真っ正面から向き合っていくことの大切さをすごく感じましたね。音楽には全く反映されないかもしれませんけど(笑)」
武井「俺は楽しみですよ!芸能界の大先輩ですし、同じく袖がないパターンで20年間サバイブしてきた方ですから。」
西川「ちょっとずつカテゴリがこっち寄りになってきてる。最近、武井壮っていう括りと西川貴教がニアーな感じになってる(笑)」
撮影も危ぶまれるなど過酷な状態ばかりが続き、実際に見ることができたのは9段階あるオーロラのうち、8のレベルに遭遇したという。
「ずっと極限状態で、たまにおつりが来るんですよ。ちょっぴりおつりが来るんですよ。」
撮影のために体脂肪を増やして挑み、みんなの目の代わりになるというだけに、貴重なオーロラ映像が楽しみだ。
最多出場の武井壮「即座に断った」
「まずお話しをいただいたときには即座に断りました!前回終わったあとの会見でも宣言したんですけど、もう一回オファーきちゃったんで。」
冗談まじりに答えた武井が、すぐに首を振らなかったのには理由があった。
「経験があるんで2回の。体と心のダメージとか、色んなことを経験しているんで。楽しんでいただく番組なんですけど、その苦しさとか色んなものが身にしみて感じているのでそう簡単に『ああ楽しそうですね』っていう言葉は出てこなかったですね。」
番組スタッフの熱心なオファーに背中を押されて3度目の決断を下した。渋るところに壮絶さを感じる。収録を終えて感想を聞かれると、
「いやーもうね、地球を感じた。俺って地球の上に生きてんだなって。どういう結果になったかはわかりませんが、俺は地球に生きているし生かされていると感じた」
4人の中でも最も経験がある武井。サバイバルも正しく行う知識が必要なこと、そのために色んなものを知ることの大切さなど、言葉の一つ一つに重みがあった。
過去2度の放送では100時間を生き抜けば良かったが、第3弾ではルールが改訂。30時間、60時間という二つのポイントを通過しなければ即リタイアとなる。4人は無事にゴールしたのだろうか、一体どんな100時間を過ごしたのだろうか。
『全世界極限サバイバル2016』はTBS系列で1月2日(土)よる6時から放送!
(柚月裕実)