「イブラ、さようなら。そしてすべてに感謝する」。

パリ・サンジェルマン(PSG)のコメントではない。『France Football』が7月1日発売の最新号で、ズラタン・イブラヒモビッチがPSGに残るべきではないとの見解を示した。

同誌のパトリック・ソウデン記者は、「このシーズンは負傷や出場停止、もめ事があり、イブラヒモビッチはもうかつてのようにPSGをけん引できる選手ではなくなった」と主張している。記事では次のように続けられた。

「そのキャリアで初めて、イブラヒモビッチは輝きを失った。PSGの首脳陣はもう、彼がいなくてもチームがフランスのあらゆるタイトルを獲得できるということを知っている。(エディンソン・)カバーニはとてもうまくやり、(ハビエル・)パストーレはイブラヒモビッチがいないことから解放されたようだ。チームは責任を負うようになり、スターであるイブラの不在を感じなかった。実際、シーズン最大の快挙であるチャンピオンズリーグでのチェルシー相手の勝利は、イブラがいない中で訪れている」

「PSGのオーナーたちは、高みを目指すのであれば、クラブが第2段階に進まなければいけないことを理解している。クラブは移行期にあるのだ。イブラはもうそういう選手ではない。彼は出ていくべきだ。例えば、彼が求められているミラノに。イブラヒモビッチはPSGで一線級の役割を担ってきた。だが、今ではチームの野心の障害だ。だから、さようなら。そしてすべてに、ありがとう」