バルサの“MSN”が今季120得点…スペインサッカー史上最高の3トップに

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 コパ・デル・レイ決勝が30日に行われ、バルセロナはアスレティック・ビルバオを3−1で退け、3シーズンぶり27度目の優勝を飾った。

 同時に、今シーズンのバルセロナ最大の武器である3トップが歴史的快挙を達成した。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、ウルグアイ代表FWルイス・スアレス、ブラジル代表FWネイマールのそれぞれ頭文字をとって“MSN”と称される南米の偉才たち。今シーズンはすでに公式戦で117得点を決めていたが、同試合でメッシが2得点、ネイマールが1得点を決めたことで合計120得点に達した。

 “MSN”は4月28日に行なわれたリーガ・エスパニョーラ第34節のヘタフェ戦で、2008−09シーズンにジョゼップ・グアルディオラ監督が率いたチームの3トップ、メッシ、元カメルーン代表FWサミュエル・エトオ、元フランス代表FWティエリ・アンリ氏の3人が持つシーズン公式戦合計100得点という記録を更新していた。

 今回は、2011−12シーズンにジョゼ・モウリーニョ監督がリーグ優勝へと導いたレアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド、フランス代表FWカリム・ベンゼマ、アルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインが記録したシーズン公式戦合計118得点を更新。スペインサッカー史上最高の3トップに輝いた。

 内訳はメッシが58得点、ネイマールが38得点、そして最初の2カ月を出場停止処分で欠場していたスアレスは24得点と、驚異の数字を記録している。

 バルセロナは6月6日にユヴェントスとのチャンピオンズリーグ決勝もあるため、さらにこの記録を伸ばす可能性がある。