駄目な人間ほど働かん言い訳や上手ねん「まれ」45話
朝ドラ「まれ」(NHK 月〜土 朝8時〜)5月20日(水)放送 第45話より。
希(土屋太鳳)は、ケーキのルセット(レシピ)の泥棒疑惑をかけられてしまったうえに、池畑大悟(小日向文世)に新しいルセットを提案させてほしいと申し出て、彼の地雷を踏んでしまいます。
大悟は、自分を納得させられるルセットができなかったら、従業員全員クビで店もやめると言い出し、希、さらに大ピンチ。
陶子(柊子)と浅井(鈴木拓)が怒ったり困ったりしているときの場面のBGMが、警察ドラマかと思うようなサスペンスちっくな曲で、場面の緊迫をムダに盛り上げていました。
ルセット泥棒事件は、44話のレビューの予想どおり、45話でさっさと犯人が判明しました。たいてい、問題勃発、解決と2話分がセットになっている気が・・・。
犯人は・・・大悟の妻、占い師・輪子(りょう)が、浅井を前に水晶占いをしていると明らかになります。
占いとは、相談者の潜在意識を引き出す聞き方のテクニックだなあと思わされました。輪子は妙な動きで水晶をのぞいていただけのようですが、ドラマにはちゃんと占い指導の方(八木智美)がついているんです。ネットで検索したら、八木智美さん、横浜中華街で鑑定をしていて、NHK学園手相講師もしていた方なんですね。いったいどんな指導しているのか気になります。
ところで、ピンチの希が海を見て能登に思いを馳せる場面を見ていて、横浜が舞台になったのは、能登と「海」つながりーーどちらも海から未知の文化を取り入れてきた土地なのだと気づきました。横浜は能登よりもディープでせちがらいところですが、平行世界のような存在で、疑似家族が横浜にもいて(池畑家)、駄目な男もいます。で、駄目な男は崖っぷちの浅井かと思ったら、さすがにそれでは役不足のようで、大輔(柳楽優弥)という大物が。
「みんなさ 何かしなきゃって 思い過ぎなんだよ。
人生さ ゆっくり ゆったり 毎日を楽しんで生きた方が幸せじゃない?」
なかなかいい台詞を言った! と思った大輔でしたが、
「もしかしてあんた だめんずけ?」と希に指摘されてしまいます。
希に「駄目な人間ほど働かん言い訳や上手ねん。」と言われ叱りつけられて、大輔が悪くない気分になってしまうところは、圭太と同じパターン。
そのあと、希に圭太から励ましの電報が来るという、三角、いや、一子(清水富美加)も含めて四角関係がはじまりそう?(木俣冬)
【勝手に、今日の小姑ツッコミ】
希が泥棒のぬれぎぬを着せられているらしいことを高志(渡辺大知)からまたまた電話で聞くみのり(門脇麦)。そんな複雑な話、いくらなんでも言葉にしないでわかるわけないでしょ! と思ってしまいますが、猫を抱いた高志がかわいらし過ぎてなんでも許してしまいそうです。
(木俣冬)
タイトルバックに驚いた。NHK朝ドラ「まれ」1話をレビュー
お金がなくても生きていける「まれ」連続レビュー2話
朝ドラファンなら大泉洋と能年玲奈との共演作をチェックすべし「まれ」3話
ダメ男たちのドラマなのか「まれ」4話
いつも笑ってる家族が欲しかったら 自分でみんなを笑わせてみよう「まれ」5話
いよいよ土屋太鳳(本名)登場「まれ」6話
公務員の魅力をキラキラ語る土屋太鳳「まれ」7話
田中裕子の魔性について考えてみた「まれ」8話
「あまちゃん」との違いは時間の描き方なのかも「まれ」9話
本当の駄目人間とは「まれ」10話
こわくても夢をかなえたい「まれ」11話
地に足のついた「夢」を「まれ」12話
祭りん時の女の言葉をちゃ鵜呑みにしたら駄目やわ「まれ」13話
大泉洋の詩的な身体「まれ」14話
貧しいならではのお菓子作りを決意。名言炸裂「まれ」15話
いきなり見込みがあるかどうか聞いてくるようなやつには見込みなんかない「まれ」16話
常盤貴子演じる希のお母さんの驚愕の過去「まれ」17話
「聖者の行進」とは何の暗示か「まれ」18話
なあんもせんかったら怒られもせんけど仕事も覚えんわいや 「まれ」19話
大泉洋、門脇麦、田中泯、板尾創路…俳優たちの名言合戦「まれ」20話
やっぱり本当の家族が強いのか「まれ」21話
希家族、引っ越す「まれ」22話
ビジネスチャンスは規則の外にあるんだよ「まれ」23話
文さんクイズとは何だったのか「まれ」24話
タイトルに秘められた謎「まれ」25話
不吉な予感の「まれ」26話
国が悪いんげんよ「まれ」27話
「俺は漆にかぶれるんだ」板尾創路真骨頂「まれ」28話
金八の腐ったみかん、加藤登場に騒然「まれ」29話
漆もミルフィーユもレイヤー化する社会の象徴なのか「まれ」30話
フランスからおばあちゃん登場「まれ」31話
口ではなく手で「まれ」32話
卵は入れる前に常温に戻しておく「まれ」33話
夢と家族の大事さは比べられない、次元が違う「まれ」34話
妻が夫を駄目にする「まれ」35話
戸田恵子の完璧な「あ」「り」「が」「と」「う」「まれ」36話
テレサ・テンの歌が染みた「まれ」37話
希、家族との別れ「まれ」38話
石原さとみに負けてない。土屋太鳳の唇から目が離せない「まれ」39話
愛だけでは困ります「まれ」40話
お菓子バカに弟子入り「まれ」41話
希、ファーストキスを奪われる「まれ」42話
キス→結婚→子供…恐ろしきは田舎の情報伝達「まれ」43話
脚本のさりげない巧さを解析「まれ」44話
希(土屋太鳳)は、ケーキのルセット(レシピ)の泥棒疑惑をかけられてしまったうえに、池畑大悟(小日向文世)に新しいルセットを提案させてほしいと申し出て、彼の地雷を踏んでしまいます。
大悟は、自分を納得させられるルセットができなかったら、従業員全員クビで店もやめると言い出し、希、さらに大ピンチ。
陶子(柊子)と浅井(鈴木拓)が怒ったり困ったりしているときの場面のBGMが、警察ドラマかと思うようなサスペンスちっくな曲で、場面の緊迫をムダに盛り上げていました。
犯人は・・・大悟の妻、占い師・輪子(りょう)が、浅井を前に水晶占いをしていると明らかになります。
占いとは、相談者の潜在意識を引き出す聞き方のテクニックだなあと思わされました。輪子は妙な動きで水晶をのぞいていただけのようですが、ドラマにはちゃんと占い指導の方(八木智美)がついているんです。ネットで検索したら、八木智美さん、横浜中華街で鑑定をしていて、NHK学園手相講師もしていた方なんですね。いったいどんな指導しているのか気になります。
ところで、ピンチの希が海を見て能登に思いを馳せる場面を見ていて、横浜が舞台になったのは、能登と「海」つながりーーどちらも海から未知の文化を取り入れてきた土地なのだと気づきました。横浜は能登よりもディープでせちがらいところですが、平行世界のような存在で、疑似家族が横浜にもいて(池畑家)、駄目な男もいます。で、駄目な男は崖っぷちの浅井かと思ったら、さすがにそれでは役不足のようで、大輔(柳楽優弥)という大物が。
「みんなさ 何かしなきゃって 思い過ぎなんだよ。
人生さ ゆっくり ゆったり 毎日を楽しんで生きた方が幸せじゃない?」
なかなかいい台詞を言った! と思った大輔でしたが、
「もしかしてあんた だめんずけ?」と希に指摘されてしまいます。
希に「駄目な人間ほど働かん言い訳や上手ねん。」と言われ叱りつけられて、大輔が悪くない気分になってしまうところは、圭太と同じパターン。
そのあと、希に圭太から励ましの電報が来るという、三角、いや、一子(清水富美加)も含めて四角関係がはじまりそう?(木俣冬)
【勝手に、今日の小姑ツッコミ】
希が泥棒のぬれぎぬを着せられているらしいことを高志(渡辺大知)からまたまた電話で聞くみのり(門脇麦)。そんな複雑な話、いくらなんでも言葉にしないでわかるわけないでしょ! と思ってしまいますが、猫を抱いた高志がかわいらし過ぎてなんでも許してしまいそうです。
(木俣冬)
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「聖者の行進」とは何の暗示か「まれ」18話
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