ノートPCの熱対策は2つある!基本は吸って冷やす?ノートPCに合わせたクーラーの選び方
PCは使用(処理)中に、最も発熱するのは知っていると思う。
そして発熱した熱が内部にこもることにより、さらにPC内の温度がどんどん高くなってしまう。
PCの温度が上がりすぎると、熱暴走や停止などのトラブルが発生する。そのため安定して使用するには内部にたまった熱は排出してやる必要がある。特に内部のスペースに余裕のないノートパソコンは、本体も含めて熱を排出するような構造になっていることが多い。
しかし、本体の機構だけで熱を下げることが難しいケースも多い。
そこでおススメしたいのが、ノートパソコン向けのクーラーだ。
一口に、ノートパソコン用のクーラーといっても、2つの方式があることをご存じだろうか。
1)ノートパソコンの排気口から熱を吸い出す
2)大きめの金属製の台で熱を吸い出す
一般には、2の金属製の台をよく見かけると思うが、実は、
13インチ画面、A4サイズ以下の薄型ノートパソコン(ネットブック等)では、排気口にファンを吸着させ、電動ファンを使って熱を吸い出す製品のほうが、効果が高く、おススメなのだ。
薄型のノートパソコンの場合、搭載しているCPUも、定電圧版で動作クロックも高クロックなものではない製品が多い。こうしたモデルでは、排熱型クーラーでも間に合うのだ。

排熱口から、内部の熱を吸い出すタイプのクーラー
逆に、A4サイズ以上の大型のノートパソコンとなると話は変わる。
俗に言うビジネスや家庭用に多く使われている「デスクノート」と呼ばれる製品は、デスクトップ代わりに利用できるようにハイスぺック仕様になっている。
そのためCPUだけでなくグラフィックスチップ(GPU)まで搭載されていることが多い。熱源となるものが、CPUとGPUの2つになることで温度上昇もかなり高くなる。
このため廃熱型のように冷却ファンから吸い出すだけでは温度低下が追いつかない。
そこで、こうしたモデルでは、パソコンを金属製の台にノートパソコンを乗せることで、その台に熱を吸わせて排熱を促すというクーラーがおススメだ。
台に大型のファンを装着することで、さらに冷却効率を高めている製品もある。

ノートパソコン用の台としても使えるタイプのクーラー。

付属のファンの着脱ができるタイプのクーラーもある。
ファンレス構造のノートパソコンであれば、こうした冷却台と組み合わせることでファンレス(無音)のまま効率よく排熱することができるだろう。
小川夏樹(ITライフハック編集長)
