「祭り」の様相を呈するmixi日記

写真拡大

   ミクシィ(mixi)内で書かれた日記が炎上している。飲酒運転事故を起こした父親の代わりに「こっそりと」飲酒を調べるフーセンを膨らまし、父親に渡したことを告白、結果的に飲酒がバレなかったという内容だ。「本当最低だ」「これちょっとマジで相手に知らせないと。。。」といったコメントがたくさん書き込まれ、mixi内のコミュニティ掲示板にも「トピックス」が立っている。

   この日記は2006年11月7日に「大変な日・・・」という題で書かれた。内容は、単身赴任中の父親が「いつも通り」酒を飲んで車を運転して帰省しようとしていた時、父親から電話があった。「事故ったから水かなんか持ってきて」。警察より早く現場に行こうとしたが、現場には救急車、パトカーなど6台がいる。パトカーの後部に父親が乗せられていて、警察官が風船を父親に渡したところだった。父親がニヤッと、いたずら小僧のような目で風船を渡してきたので、吹いて父親に返した。「なので飲酒はかからなかったけど、車は廃車だし。。。」

父親、息子とも証拠隠滅罪などに問われる?

   事実とすれば、犯罪だ。父親と息子とも証拠隠滅罪などに問われそうだ。中身がうそで、悪質ないたずら、という可能性もないとはいえない。ただ、日記のプロフィール欄には、本名と思われる名前と現住所(和歌山県)、出身地、年齢、誕生日などの情報が掲載されていることなどを考えると、事実と考えておかしくない。

   コメント欄にカキコミが増えてくるのはその日の19時ごろからだ。

「心の底から軽蔑します。子が子なら親も親ですね。二人そろって捕まってしまえ」
「早く自首すれば」
「犯罪者日記はここですね。一応、和歌山県警にも通報しておきました」
「笑えんだろ」
「●●まだぁ〜?」(●●は本名と思われる苗字)
「マジで親子揃って拘留されてんじゃないの?」。

   さらに、和歌山県のコミュなどに「 父親思いの風船お兄ちゃん、●●●さん」というトピックスが立てられていて「祭り」の様相になってきた。