16日のチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦の組み合わせ抽選会で、ミランはアトレティコ。マドリーと対戦することが決まった。ミランの幹部であるウンベルト・ガンディーニ氏は、次のように話している。

「スペインに戻り、最近何度も対戦してきたレアル・マドリーやバルセロナと違い、我々があまり“慣れて”いないチームと戦うことになった。もっと悪い結果もあり得たことは確かだ。マンチェスター・シティとバルセロナ、アーセナルとバイエルン・ミュンヘンは面白いね」

「ミランは2か月後にアトレティコ・マドリーと対戦する。そのときの我々と彼らの調子を見てみなければいけないね。今のアトレティコはとても調子が良い。素晴らしいリーグ戦を送っており、非常に厳しいチームだ。よりはっきりした特徴で冬のマーケットを終えて、より成長して決勝トーナメント1回戦を迎えたい」

「はっきりした特徴」は、本田圭佑から始まるだろう。ガンディーニ氏はこのようにコメントした。

「我々は長いこと彼を追いかけてきた。CSKAモスクワはまったく開けてくれなかったね。CLでうまくやるために彼に期待していたんだ。我々にとっては残念なことに、彼を欧州の舞台で起用することはできない」

また、ガンディーニ氏はシーズン前半戦で負傷者の影響が大きかったと話している。

「(ステファン・)エル・シャーラウィがいなかったのは大きなハンディキャップだ。ディフェンスもね。決勝トーナメント1回戦は万全のコンディションで迎えられるように願おう」