インテル、今週中にもインドネシア人実業家へ株式売却の可能性

写真拡大

 日本代表DF長友佑都が所属するインテルのマッシモ・モラッティ会長が、9月30日に行われたクラブ理事会終了後に、記者団の質問に応え、クラブ株式売却について語った。クラブ公式HPが伝えている。

 インドネシア人実業家であるエリック・トヒル氏への株式売却交渉を進めているモラッティ会長は、「(交渉は)簡単だと思われているようだが、決してそうではない。とにかく、決着が遠くないものだとしても、今発表することはできない。いずれにしろ、クラブ経営が大きく変わらないだろうということもある。革命はない」とコメントし、売却交渉が進んでいることを示唆した。

 また、今週中にもサインをかわすか問われると、「その可能性はある。しかし小さな要素が多数あり、それ次第だ」と答え、モラッティ氏が会長職を続ける可能性については、「様子を見よう」と回答するにとどまった。

 トヒル氏が加わることでのクラブへの影響については、「更なる飛躍をすることが願いだ。そのためにこのオペレーションを進めている」と、復権への足掛かりにしたいと語っている。