歌もダンスもトークも“100%”! 100%が初の日本単独ライブ開催

【30日=KEJ大久根舞】男性7人組グループ100%が初の日本公演で完璧な公演をファンに届けた。

昨年9月に1stシングルアルバム｢WE, 100%｣でデビューを果たした100%。デビューとともに瞬く間に大型新人として注目を浴びた彼らは今年5月に最新アルバムとなる1stミニアルバム｢Real 100%｣をリリース。洗練されたパフォーマンスと激しい振り付けでも変わらない絶対的歌唱力が1つになり、これ以上ない大人の魅力を発散した彼らは、日本でも熱い視線を注がれている期待のグループだ。

8月24日、品川ステラボールで全2回公演にて行われた｢ LIVE EVENT IN JAPAN Real 100%｣。18時30分より行われた夜公演には、性別、年齢を問わず幅広いファンが集結した。最新アルバムタイトル曲｢Want U Back｣で強烈な公演スタートを切った100%は、胸倉を掴んで振るような“胸倉ダンス”をはじめダイナミックな動きと場内に響きわたる澄んだ歌声で観客を魅了。メンバー サンフンが鍛え上げられた腹筋を露わにするや、会場のあちこちから黄色い歓声があがった。

｢僕たちは、充・電・完・了 こんにちはー、100%でーす!｣と元気いっぱいに挨拶を届けた100%。｢100%の親分｣(ミヌ)や｢優しいカリスマ｣(ジョンファン)、｢100%の王子様｣(チャンボム)、｢可愛いボーカル｣(ヒョクジン)など、それぞれの個性が溢れる自己紹介を届けた彼らは、迫力のステージの他にも愉快なトークやゲームコーナーでお茶目な姿を露わにした。
｢Real 100%｣でのカムバック時に、全員上半身裸のティーザー写真を公開し話題になった100%。当時の筋トレ方法に関するトークで｢(ここには)女性の皆さんが多いので……｣と、ファンにもできる易しい筋トレ方法として｢呼吸しながら歩く｣ことを紹介したのはチャンヨン。また、日本人の彼女との理想のデートコースを尋ねる質問に、ロクヒョンは一山(イルサン)の湖水公園を紹介。｢歩くことが好きなので、散歩したり、一緒にお弁当を食べたい｣と話した彼は、彼女と一緒に食べる“お弁当”も｢僕が作ることもできます(笑)｣と付け足し、会場全体を沸かせた。

この日、100%はアンコール含め全11曲を披露。同じ所属事務所のTEENTOP、ANDY(SHINHWA)の応援メッセージに後押しされるかのように登場したメンバーたちは序盤のパワフルなステージから一転、｢Guy Like Me(나 같은 놈)｣｢Flavor｣をしっとりと歌い上げた。また、今回の公演のためにミヌ、ロクヒョン、ジョンファン、サンフンの4人は日本語曲として平井堅の｢瞳を閉じて｣を準備。ミヌとロクヒョンの甘いハーモニーが観客に余韻を残すなか、続いて登場したヒョクジン、チャンヨン、チャンボムはDynamic DuoのHIP HOPナンバー｢Ring My Bell｣を披露し、次から次へと変化する自由自在のステージで多彩な魅力を発揮した。(写真提供=バウハウス福岡)