原作のイメージを一新した映画『タイガーマスク』ビジュアル
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 ウエンツ瑛士主演で、梶原一騎と辻なおき原作の名作マンガを初めて実写化した映画『タイガーマスク』の劇場公開が11月に決定し、原作のイメージを一新したビジュアルが解禁された。


 原作は1968年から1971年にかけて、「週刊ぼくらマガジン」や「週刊少年マガジン」などで連載され、同時期にテレビアニメが放送されたことでも知られている。原作やアニメでは、上半身裸に虎のマスクをかぶっていたタイガーマスクだが、今回公開されたビジュアルでは全身ボディースーツに身を包み、より立体感の増したマスクを付けた姿を見ることができる。


 さらに、特殊なマスクを装着するとタイガーマスクに変身するという新たな設定を加え、ビジュアル面のみならずストーリーや設定までも一新した本作。愛する人や子どもたちのためにタイガーマスクとなり、多額のブラックマネーが飛び交う闘技場の試合に出場した主人公・伊達直人が、非情な敵に信頼する友の命や、心のよりどころを奪われながらも、自らの信念を貫こうと戦う姿が描かれる。


 主人公・直人をウエンツ瑛士が演じるほか、ヒロインに夏菜、そして、直人の師であり後に敵対するミスターXに哀川翔が扮(ふん)する。メガホンを取るのは、高校卒業後、映画監督になるという夢を追いかけて渡米し、アメリカを中心に映画、CM、ミュージックビデオなど幅広く製作する新鋭監督・落合賢。アメリカ仕込みの彼の手で「タイガーマスク」がどう生まれ変わるのか期待したい。(編集部・中山雄一朗)


映画『タイガーマスク』は11月より全国公開