8日にアレックス・ファーガソン監督の引退が発表されたマンチェスター・ユナイテッド。だが、衝撃はそれだけではないかもしれない。英紙『ミラー』はスポーツ面トップで、FWウェイン・ルーニーのバイエルン・ミュンヘン移籍の可能性を報じた。移籍金は3000万ポンド(約46億円)という。

匿名のチームメートに本人が明かしたというニュースだ。ルーニーは来季からバイエルンを率いるペップ・グアルディオラ監督と働きたがっているという。また、特にFWロビン・ファン・ペルシの存在もあって、今季が難しいシーズンとなり、ファーガソン監督とも何度か衝突したことも理由だそうだ。

だが、そのファーガソン監督は来季からいなくなる。それでルーニーが計画を練り直すかどうかは分からない。だが、近く第2子を出産予定のコリーン夫人は、ミュンヘンだろうがパリ(パリ・サンジェルマンも以前からルーニーの移籍先候補と言われている)だろうが、別の場所に家を持つことにあまり納得していないそうだ。

もしも本当にバイエルンがルーニーに関心を寄せているのであれば、彼らはボルシア・ドルトムントFWロベルト・レヴァンドフスキを諦めるかもしれない。その場合、同選手を狙うのは、以前から噂されているマンUだが、チェルシーも興味を示しているようだ。

『スター』や『エクスプレス』によると、チェルシーはアトレティコ・マドリーFWラダメル・ファルカオを諦めたという。5000万ポンド(約77億円)というアトレティコの要求は高すぎると判断したそうだ。

そして、チェルシーの新監督候補とされるジョゼ・モウリーニョ監督の獲得希望リストのトップにある名前が、レヴァンドフスキという。2番目は、ゼニト・サンクトペテルブルクFWフッキ。次にレヴァークーゼンFWアンドレ・シュールレだそうだ。シュールレはチェルシー移籍目前と言われている。