カナダ戦とヨルダン戦へ向けて、ラトビア戦をおさらいしつつ、ポイントになりそうな部分を考える。結果だけではなく、きちんとザックジャパンが前へと進んでいるかどうか、そこが重要な部分。
2013年の2試合目と3試合目となる日本代表戦。カナダ戦は、親善試合ではありますが、その4日後に行われるW杯アジア最終予選のヨルダン戦(アウェイ)へ向けての前哨戦でもあり、また、本田と長友が不在となった事もあって、より重要度が増したとも言えます。という事で、今回は、2月6日に行われたラトビア戦のおさらいをしつつ、カナダ戦とヨルダン戦のポイントになりそうな事を書いてみたいと思います。
FW:岡崎慎司
MF:香川真司 本田圭佑 清武弘嗣
MF:細貝萌 長谷部誠
DF:長友佑都 今野泰幸 吉田麻也 内田篤人
GK:川島永嗣
ラトビア戦のスタメンはこのメンバーでした。岡崎が1トップで起用された理由は、Jリーグが開幕前であったので、前田のコンディションがまだ上がっていないだろう、そして、ハーフナーが招集後に負傷した、という事でありました。更には、前田と同様の理由で遠藤もスタメンを外れ、その代わりには細貝、という布陣でした。
この時に出た課題は2つ。1トップに岡崎という布陣は不慣れで、連携面での細かいズレが生じてしまった事。遠藤が不在であった事で質のある縦パスなどが入らず、足元から足元へという攻撃に終始してしまった事。つまり、いつもの配置、いつものメンバー、ではなければ・・・、という事が明確に出たしまったとも言えます。
FW:前田遼一
MF:香川真司 本田圭佑 岡崎慎司
MF:遠藤保仁 長谷部誠
DF:長友佑都 今野泰幸 吉田麻也 内田篤人
GK:川島永嗣
後半、前田と遠藤を入れ、岡崎を右サイドへ移動させ、それによって機能性を取り戻したザックジャパン。香川と遠藤の左サイドから中央の前田と本田や右サイドの岡崎へ、という攻撃のパターンが機能しました。しかし、逆の言い方をすれば、いつもの主力選手が揃っていないと機能性の停滞を招いた、攻撃パターンのバリエーションを増やすには至らなかった、という事でもあったと言えると思います。
FW:前田遼一
MF:乾貴士 香川真司 岡崎慎司
MF:遠藤保仁 長谷部誠
DF:長友佑都 伊野波雅彦 吉田麻也 酒井高徳
GK:川島永嗣
後半17分以降、本田、内田、今野、という選手に代えて、乾、高徳、伊野波、という3人を投入。そして、香川をトップ下へと移動させました。カナダ戦とヨルダン戦、本田が不在となり、誰がトップ下で起用される事になるのか分かりませんが、この試合での香川のトップ下は特に悪いところも無く、また、乾との連携はやはり良かったので、更には、現在の香川は引き続きパフォーマンスも好調を維持していますから、今回は、DFラインのところだけを変えて、この布陣でのスタメンであっても良いかなと思います。
そして、この布陣で機能しなければ、前田に代えてハーフナー、岡崎に代えて清武、乾に代えて憲剛(香川を左サイドへ移動させる)、というプランで良いかなと考えています。今回の場合は、ここで勝てばW杯アジア最終予選の突破が確定する、という事も重要な要素ですが、しかし、本田と長友が不在になった場合のシミュレーションを厳しい試合の中で試せる、という重要な要素も出てきましたから、いかにW杯予選は結果だけが問われるとは言え、やはり先を見据えたチャンレンジも少しはやっておいて欲しいかなと思います。
FW:前田遼一
MF:乾貴士 香川真司 大津祐樹
MF:遠藤保仁 長谷部誠
DF:長友佑都 伊野波雅彦 吉田麻也 酒井高徳
GK:川島永嗣
後半36分からは大津が岡崎に代わって出場。カナダ戦とヨルダン戦へ向けたメンバーにも大津は選ばれていますが、宮市、宇佐美、という選手たちが怪我や思うような活躍を見せられていない現在は、大津にとってはチャンスの時期。しかし、今回の2試合で大きなインパクトを残せなかった場合には、また他の選手にチャンスの順番が移ってしまうと思いますから、ここが2014年のW杯メンバーに選ばれるかどうかの最後のチャンスだと思って、大津にはそれぐらいの高い意識でのアピールを期待したいですね。
という事で、カナダ戦とヨルダン戦では、本田と長友の代わりとして出場する選手の個としてのパフォーマンスも然る事ながら、それよりも、それでもきちんとした連携を発揮する事ができるかどうか、そこが1つのポイントになると思います。トップ下が云々という部分も、ラトビア戦の本田はパフォーマンスがあまり良くありませんでしたら、重要なのは1人もしくは2人ぐらい調子の悪い選手がいても、それを補える連携力をチームとして持てるかどうかで、そこがザックジャパンには求められてきていると思います。
他にも、重要なポイントとしては、足元から足元へというサッカーへの偏重へと陥らずに、縦への速さやピッチの広さを使った長い攻撃もできるかどうか、という事であったり、左サイドの守備弱さを個や組織としてきちんと修正し高める事ができているかどうか、という事であったり、その2つも注目した方が良いポイントになってくると思います。更には、カウンターに対しての守備、控え組の活躍、そこもそうですね。結果だけではなく、きちんとザックジャパンが前へと進んでいるかどうか、そこが重要な部分であると思います。
FW:岡崎慎司
MF:香川真司 本田圭佑 清武弘嗣
MF:細貝萌 長谷部誠
DF:長友佑都 今野泰幸 吉田麻也 内田篤人
GK:川島永嗣
ラトビア戦のスタメンはこのメンバーでした。岡崎が1トップで起用された理由は、Jリーグが開幕前であったので、前田のコンディションがまだ上がっていないだろう、そして、ハーフナーが招集後に負傷した、という事でありました。更には、前田と同様の理由で遠藤もスタメンを外れ、その代わりには細貝、という布陣でした。
この時に出た課題は2つ。1トップに岡崎という布陣は不慣れで、連携面での細かいズレが生じてしまった事。遠藤が不在であった事で質のある縦パスなどが入らず、足元から足元へという攻撃に終始してしまった事。つまり、いつもの配置、いつものメンバー、ではなければ・・・、という事が明確に出たしまったとも言えます。
FW:前田遼一
MF:香川真司 本田圭佑 岡崎慎司
MF:遠藤保仁 長谷部誠
DF:長友佑都 今野泰幸 吉田麻也 内田篤人
GK:川島永嗣
後半、前田と遠藤を入れ、岡崎を右サイドへ移動させ、それによって機能性を取り戻したザックジャパン。香川と遠藤の左サイドから中央の前田と本田や右サイドの岡崎へ、という攻撃のパターンが機能しました。しかし、逆の言い方をすれば、いつもの主力選手が揃っていないと機能性の停滞を招いた、攻撃パターンのバリエーションを増やすには至らなかった、という事でもあったと言えると思います。
FW:前田遼一
MF:乾貴士 香川真司 岡崎慎司
MF:遠藤保仁 長谷部誠
DF:長友佑都 伊野波雅彦 吉田麻也 酒井高徳
GK:川島永嗣
後半17分以降、本田、内田、今野、という選手に代えて、乾、高徳、伊野波、という3人を投入。そして、香川をトップ下へと移動させました。カナダ戦とヨルダン戦、本田が不在となり、誰がトップ下で起用される事になるのか分かりませんが、この試合での香川のトップ下は特に悪いところも無く、また、乾との連携はやはり良かったので、更には、現在の香川は引き続きパフォーマンスも好調を維持していますから、今回は、DFラインのところだけを変えて、この布陣でのスタメンであっても良いかなと思います。
そして、この布陣で機能しなければ、前田に代えてハーフナー、岡崎に代えて清武、乾に代えて憲剛(香川を左サイドへ移動させる)、というプランで良いかなと考えています。今回の場合は、ここで勝てばW杯アジア最終予選の突破が確定する、という事も重要な要素ですが、しかし、本田と長友が不在になった場合のシミュレーションを厳しい試合の中で試せる、という重要な要素も出てきましたから、いかにW杯予選は結果だけが問われるとは言え、やはり先を見据えたチャンレンジも少しはやっておいて欲しいかなと思います。
FW:前田遼一
MF:乾貴士 香川真司 大津祐樹
MF:遠藤保仁 長谷部誠
DF:長友佑都 伊野波雅彦 吉田麻也 酒井高徳
GK:川島永嗣
後半36分からは大津が岡崎に代わって出場。カナダ戦とヨルダン戦へ向けたメンバーにも大津は選ばれていますが、宮市、宇佐美、という選手たちが怪我や思うような活躍を見せられていない現在は、大津にとってはチャンスの時期。しかし、今回の2試合で大きなインパクトを残せなかった場合には、また他の選手にチャンスの順番が移ってしまうと思いますから、ここが2014年のW杯メンバーに選ばれるかどうかの最後のチャンスだと思って、大津にはそれぐらいの高い意識でのアピールを期待したいですね。
という事で、カナダ戦とヨルダン戦では、本田と長友の代わりとして出場する選手の個としてのパフォーマンスも然る事ながら、それよりも、それでもきちんとした連携を発揮する事ができるかどうか、そこが1つのポイントになると思います。トップ下が云々という部分も、ラトビア戦の本田はパフォーマンスがあまり良くありませんでしたら、重要なのは1人もしくは2人ぐらい調子の悪い選手がいても、それを補える連携力をチームとして持てるかどうかで、そこがザックジャパンには求められてきていると思います。
他にも、重要なポイントとしては、足元から足元へというサッカーへの偏重へと陥らずに、縦への速さやピッチの広さを使った長い攻撃もできるかどうか、という事であったり、左サイドの守備弱さを個や組織としてきちんと修正し高める事ができているかどうか、という事であったり、その2つも注目した方が良いポイントになってくると思います。更には、カウンターに対しての守備、控え組の活躍、そこもそうですね。結果だけではなく、きちんとザックジャパンが前へと進んでいるかどうか、そこが重要な部分であると思います。
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