「昨日の試合のようにうまくやりたいという大きな希望を持って、我々はダービーを迎える。インテルの方が有利? ダービーは決してどうなるか分からないものだ」

4日のヨーロッパリーグ・グループリーグ第2節で、ネフチを敵地で下したインテルは、7日のリーグ戦でミランとのダービーに臨む。ネフチ戦の翌日、マッシモ・モラッティ会長は「サラス」社の入り口で報道陣に対し、このように語った。

ブックメーカーの評価は、ミラン有利となっている。アンドレア・ストラマッチョーニ監督のチームは、この予想を覆すことができるだろうか。同監督は6日に記者会見に臨む。

出場メンバーに関する疑問はないだろう。よほどのことがなければ、攻撃陣はFWディエゴ・ミリートとFWアントニオ・カッサーノで構成されるはずだ。両選手はMFハビエル・サネッティとともに、ネフチ戦の遠征に加わらず、ミラノに残って練習をしている。

唯一の疑問は、ネフチ戦で圧倒的な主役だったMFフィリペ・コウチーニョが、フィオレンティーナ戦のように先発するかどうかだ。おそらくは、試合中の戦術的武器として、ベンチスタートになるだろう。なお、守備ラインではDFワルテル・サムエルが戻り、ストラマッチョーニ監督は3バックを続けるはずだ。