ロンドン五輪の出場権をかけて、連日激戦が繰り広げられている『バレーボール世界最終予選』。全日程を終えた女子が五輪出場を決めた今、男子もそれに続けと期待が高まっている。

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 男女計14試合の日本戦が、フジテレビとTBSで共同放送されている今大会。昨年の『バレーボールワールドカップ2011』に引き続き、Sexy Zoneがスペシャルサポーターを担当し、メンバーの佐藤勝利が初めて作詞をした「キミのため ボクがいる」がイメージソングとして起用されている。そんな中、バレーボールの国際大会の“黒い”実情、そして日本バレーボール協会とジャニーズとの関係性について、5月30日に発売された夕刊紙「日刊ゲンダイ」が衝撃的な事実を報じた。

 同紙によると、29日の午後、「バレーボールの国際大会で運営役員をしている」という人物から同紙編集部に電話があったという。その役員によると、裏方として運営に尽力した今回の大会も含め、“長”の肩書がある大会役員の日当は1,500円で、ヒラの役員とボランティアは昼・夜の弁当のみ。それだけ尽力しているにもかかわらず、日本代表の監督や選手からねぎらいの言葉はないという。女子代表の木村沙織は「ありがとうございます」と感謝の言葉をかけてくれたというが、キャプテンの荒木絵里香は「当たり前でしょ」という態度で、無言だったのだそうだ。

 さらに、この役員は、テレビ局側からジャニーズに1億円のギャラが支払われていることを暴露。また、試合前のジャニーズタレントのショー見たさで会場を訪れた中高生たちが、ショーの終了ととともに帰ってしまい、テレビ中継時に空席が目立ってしまうのも大きな問題になっているのだとか。それを防ぐため、今大会も含め、試合が終わるまで客席から退場できない“軟禁状態”を観客に強いるのだという。

「日本バレーボール協会の“勅命”で、中学や高校のバレーボール部の監督や、社会人で審判資格を持っている人はラインズマンをやらされるが、それでも日当は1,500円。サーバーにボールを渡す係や、コートをモップがけする高校生には、Tシャツが1枚支給されるだけ。そうなるのも、同協会が『こっちから言えば、なんでも言うことを聞く』と傲慢な態度で構えているから。役員も含めた裏方がいなければ日本での国際大会は成り立たないのに、そのへんを忘れている。協会内では、さっそく誰が『ゲンダイ』にタレ込んだか、犯人捜しが始まっているようです」(スポーツ紙デスク)

 同協会にもかなり問題がありそうだが、フジテレビの『春高バレー』など、相変わらずバレーボールとジャニーズは切っても切れない強固な関係。しかしそれも本はといえば、バレーボールの集客力のなさが原因だという。

「かつて、川合俊一や大林素子らが現役だった頃には、日本リーグの会場には大勢の女子中高生が駆けつけ、日本代表にでもなればアイドル並みの人気だった。ところが、男女ともに五輪出場すら危うくなるほどの実力の低下で、ファンがどんどん離れていった。そこで、フジが考えたのがジャニーズタレントの起用。とはいえ、会場で盛り上がるのはジャニーズファンばかりで、真剣なファンはしらけ気味です」(バレーボール協会関係者)

 現実問題として、女子は五輪出場を決めたとはいえ、メダルにはかなり遠い戦いぶりで、男子は五輪出場すら危うい実力。結局、バレーボール絡みでは巨額のギャラが入るジャニーズの独り勝ちが続きそうだ。