『グレイヴ・エンカウンターズ』米公式サイトのスクリーンショット

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 2011年4月、ニューヨークのトライベッカ映画祭で1本のホラー作品が上映された。映画のタイトルは「Grave Encounters(墓場との遭遇)」。心霊番組の撮影スタッフが、廃墟となった精神病院で超常現象と遭遇するという「パラノーマル・アクティビティ」と同じモキュメンタリー・スタイルのこの作品は、ホラーファンの話題を独占した。

 アメリカでの公開を前にYouTubeでの予告編再生回数が1,400万回を突破するという、驚異的なアクセス数を記録。ネット上での話題は日本にも飛び火、現在ではYouTubeでの再生回数は2,100万回を超え(12年2月1日時点)て、“怖すぎる予告編”として、前代未聞のアクセス数を更新し続けている。そんな恐怖の作品の日本公開が決定した。

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『グレイヴ・エンカウンターズ』
 実在する超常現象を追跡するリアリティ番組「グレイヴ・エンカウンターズ」。プロデューサーのランス・プレストンと調査隊は、1960年に閉鎖され現在は廃墟と化しているコリンウッド精神科病院にやって来た。その広大な敷地には、1895年から65年間にわたり8万人もの重度の精神障害者が入院し、過去に多くの患者が命を落としていた。そして閉鎖後の1963年に幽霊の目撃証言が報告されて以降、今もなお多数の同様の証言が寄せられている。だが実はランスたち、超常現象などは全く信じてはいない。番組出演者である霊能者のヒューストンもニセモノで、「グレイヴ・エンカウンターズ」はただのヤラセ番組だった。視聴者を怖がらせる、もっともらしい映像が撮れればそれでOKなのだ。そこで一夜を過ごすことにした調査隊は、外部から出口を封鎖した廃墟に閉じこもる。多数の暗視カメラを設置し、病院内を巡回しながら霊との交信を図る。それはいつもの段取りを踏んだ“演出”だったが、やがて事態は急転する。本物の超常現象としか思えない出来事が、次々と起きはじめたのだ。半信半疑だった彼らも、徐々に恐怖にとり憑かれてゆく。8時間が経過した。しかしいつまで待っても、夜は明けない。半狂乱になった5人は外部へのドアを破壊するが、そこには果てしなく続く回廊が待ち受けていた。彼らは、死者の迷宮に囚われてしまったのだ――。

 『グレイヴ・エンカウンターズ』は、6月1日(金)より、TOHOシネマズ 六本木ヒルズ、シネマサンシャイン池袋 他全国ロードショーとなる。驚愕の内容は、皆さん自身の目で確かめてもらいたい。

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