イタリアサッカー・セリエAのインテル・ミラノに所属するDF長友佑都が27日、欧州CL(チャンピオンズリーグ)1次リーグのCSKAモスクワ戦で同大会初アシストを決め、勝利に貢献した。中国メディア・網易はアシストシーンの詳細を、美辞麗句で絶賛した。

 記事は、1−0のインテルリードで迎えた前半23分のシーンを以下のとおり振り返った。

 この試合で最大の見せ場がやってきた。インテルの中盤が長友にボールを送ると、彼は早くも遅くもないスピードでキープ。そして突然加速してディフェンスをかわし、巧みに相手ペナルティーエリアに入り込みキーパーと相対した。しかし長友は攻め急ぐことなく、相手ディフェンス陣の重心を引きつけると、ノーマークだったパッツィーニに絶妙のパス。パッツィーニは簡単に2節連続となるゴールを決めるとともに、長友への感謝を忘れなかった。確かに、ゴールの勲章の8割は長友のものだ。

 記事はさらに、長友が試合全体で活躍して同大会での連敗ストップに貢献したことや、イタリアメディアが高評価を与えたことを伝えるとともに、「年齢、状態、伸びしろからして、長友はパク・チソンを超えてヨーロッパにおけるアジアNo.1選手になる能力を十分持っている」と評した。(編集担当:柳川俊之)