マンU、パク・チソンのダメ押し弾でチェルシーを退けCL準決勝へ

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 12日、チャンピオンズリーグ準々決勝マンチェスター・U対チェルシーのセカンドレグが行われた。

 ファーストレグを1−0の勝利で終えたマンチェスター・Uは序盤から落ち着いた試合運びを展開。しかし一方のチェルシーも後ずさりすることはなく、攻守の切り替えの速いスピーディーな好ゲームとなる。

 均衡を破ったのはマンチェスター・Uだった。右サイドをライアン・ギグスが突破すると、中央に待ち構えるハビエル・エルナンデスへ絶妙のクロスを供給。エルナンデスは右足で確実に流し込み、オールド・トラッフォードの観衆を歓喜へと導いた。

 反撃したいチェルシーは後半、不発のフェルナンド・トーレスに代えてディディエ・ドログバを投入。すると77分、マイケル・エッシェンからのパスでラインの裏へ抜け出し、絶妙の胸トラップでボールをコントロールしたドログバが、右足を振り抜きチェルシーに得点をもたらした。トータルスコア1−2。

 しかし、チェルシーが歓喜したのもつかの間、直後にはマンチェスター・Uが牙をむく。ギグスからのパスを受けたパク・チソンが左足で叩き込み、チェルシーに引導を渡した。

 結局、チェルシーの反撃及ばず、トータルスコア3−1でマンチェスター・Uがセミファイナルへと駒を進めている。

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