リヴァプールは、スペイン代表FWフェルナント・トーレスの移籍金でチェルシーと合意した。英国サッカー史上最高額の移籍金となると見られる。リヴァプールこれに伴い、トーレスが「ロンドンのクラブと話をする許可を与えた」と発表した。英メディアは、移籍金は5000万ポンド前後になると報じている。

欧州の移籍市場最終日の1月31日、英メディアはトーレスの移籍話一色だった。テレビ、ラジオ、ウェブサイト、そして記者からサポーターまでがそれぞれのTwitterで刻々と状況を報じた。
リヴァプールはトーレスの移籍に備えて、同日朝からニューカッスルのイングランド代表FWアンディ・キャロルにオファーを出し、二度断られたあと、こちらも英国史上最高額の移籍金で合意した。
ニューカッスルは、「英国最高額の移籍金でニューカッスルとリヴァプールは、ストライカーのアンディ・キャロルの移籍で合意した。22歳のイングランド代表は移籍を志願、クラブは不本意ながら受け入れた。キャロルは現在、レッズとアンフィールド移籍について話し合っている」と発表した。

移籍市場が閉まるまであと1時間半。現在、トーレスはチェルシー、キャロルはリヴァプールで個人的条件の交渉とメディカルチェックに臨んでいる。

なお、リヴァプールは同日、アヤックスから獲得したFWルイス・スアレスと正式契約、新しいストライカーはダルグリーシュ監督が現役時代につけていた背番号7をつけることになった。