リヴァプールのオランダ代表FWディルク・カイト(30歳)がインテルと移籍交渉中であると、同選手代理人が明らかにしたもの。インテルがカイトに正式なオファーを提示し、リヴァプールと交渉を続けているという。

焦点となっているのは移籍金で、リヴァプールはカイトには1500万ポンド(約19億5000万円)以上の価値があると主張しており、両者がどこまで歩み寄れるか注目が集まっている。カイト自身はリヴァプールに不満を持っていないとしながらも「世界王者インテルのようなクラブから声が掛かれば、移籍に興味を持つのは自然なこと」と同選手代理人は話している。

ただし、ロイ・ホジソン監督はこれに反論。「ディルクがそんな話を私にしたことはない」として、彼のような重要な選手を移籍市場もまもなく閉鎖するこの時期に売却するわけがないと話した。
また、インテルのマッシモ・モラッティ会長から先週、リヴァプールの選手を引き抜く意図はないと伝えられたという。ホジソン監督はモラッティ会長によって90年代にインテルの監督に就任した経緯がある。

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