大学も夏休みで授業がなく、会社も夏の休暇をとることのできるこの季節、日本の街中で韓国からの観光客を見かける機会も多い。JNTO（日本政府観光局）の発表によれば、2010年6月推定値では、訪日外国人は42万人、そのうちもっとも多いのは韓国からの観光客で10万4000人である。

　日本旅行について、ブログで紹介しているブロガーも多いが、それらの記事を読むと、ドンキホーテについての紹介がとても多いことに気がつく。特に東京では「新大久保のドンキホーテ」、大阪では「道頓堀のドンキホーテ」に関する記述が目立つ。最寄り駅から店舗までの道案内を詳しく写真入りで紹介しているものや、売っている商品を、韓国にはないものを中心に紹介しているものなど多様である。

　例えば、TI−amoというタイトルのブログの[JAPAN]ドンキホーテというタイトルの記事では、大阪道頓堀のドンキホーテで、宴会用のコスプレ衣装を見つけ、それを紹介している。「日本の漫画でよくみているセーラー服」と写真入りで紹介、さらに「やっぱり日本のドラマでよく見る制服、バトルロワイヤルもこういう制服だった」とほかの商品も紹介、そのほかにも全身タイツや女性警官の制服のコスプレなどを紹介している。お土産として買ったという記述はなかったが、本当にいろんなものが売っていると感心しているほか、一人旅行記というタイトルのブログでは、新大久保のドンキホーテを紹介し、「ホテルから歩いて2分だったので、日本の滞在中は毎日通った」と書いている。

　コリアンタウンの中にある新大久保のドンキホーテには、韓国語や中国語の看板もあり、値札や商品の説明も韓国語でかかれているものもあり、日本に住んでいる韓国人のみならず、韓国からの観光客も便利に買い物ができる。

　ドンキホーテは今や、韓国で売られている日本のガイドブックにも紹介されるほど、有名な「観光スポット」になったようだ。（編集担当：朴プル）



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