10日放送、日本テレビ「NEWS ZERO」では、「山本昌が“ギモン”を解決 17年プロ野球トピックス」と題し、野球解説者・山本昌氏が野球界の気になる話題を解説。セ・リーグの今季優勝チームも予想した。

まずは大谷翔平の二刀流について、「足首のケガということですから、1シーズン二刀流というのは難しいかもしれません」という見通しを示した山本氏。だが、大谷が右足首の回復が遅れている中でも打撃練習は行っていることから、「バッター・大谷が凄いことになりそう」と切り出した。

その理由を、「これまで以上にバッティング練習ができますから、凄くなりそう。二刀流といっても投手の練習の方が長い。それがもしバッターの方が多くなるとすると、ホームランの数は凄く増えそう」と説明。その本数については「もし打者に専念したら40本打つと思います」などと語った。

また、山本氏は、黒田博樹が引退した後の広島を「全く問題ない」とキッパリ。「今年は新井貴浩選手が最年長になってチームを引っ張る。ジョンソン、野村の両投手が昨年並みの活躍をすることが条件なんですけど、二人ともやりそう」と続けると、野村祐輔の仕上がりには「昨年の良い時の球がきている」と絶賛。「昨年同様に強い」と評した。

だが、昨季の順位予想で、リーグ優勝した広島を最下位と予想していた山本氏。そのため今年の優勝予想を訊かれると「キャンプでセ・リーグ全球団回りましたけど、今のところ強いのは広島」と苦笑い。「しっかり取材をして開幕前にもう一度順位を出したい」と意気込んだ。