auの得する解約タイミングが月初めから月末に移動? ケータイ3社の損しない解約タイミングとは

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スマホやケータイで乗り換え(MNP)や解約をする際、重要なのが解約のタイミングだ。
解約タイミングを間違えると、損をする場合もあるからだ。

特に、大手ケータイキャリアのひとつ、au(KDDI)では、来年から条件が変わるので注意が必要だ。

●来年からは日割りされずに全額請求される
auは、2016年より料金プランの解約月に対する料金を変更すると発表した。
今までは、日割り計算となっていた。
つまり、解約する月の初頭に解約するほうが、支払う料金を少なくできた。

しかし、2016年1月1日以降は日割りなしとなる。
たとえば、解約する月の上旬に解約したとしても、1か月分の料金が請求されるようになってしまうのだ。
この変更の適用は、以下の契約に適用される。
・誰でも割や誰でも割シングル契約
・LTE NET、LTE NET for DATAやEZ WINを契約している

これは、2年契約及びネットのできる契約をしている人が対象となる。
つまり、大半のauユーザーが対象ということなのだ。

このことから、auを解約する場合は、一月分を使い切る月末が一番おトクとなる。

●ドコモは月末、ソフトバンクは3種類
さて、auは来年からは、月末の解約がイチバンおトクとなるが、他社はどうだろう。

au … 月末に解約(2016年以降)
・ドコモ … 月末に解約
・ソフトバンク … 締め日前に解約(10日、20日、月末)

ドコモは、すべてのユーザーが月末締め決済になるため、もっとも損しない解約タイミングは月末となる。

注意したいにはソフトバンクだ。
ソフトバンクは、契約により3種類の締め日が存在するからだ。
そのため、締め日を把握しないで解約すると、1か月分の請求が発生する可能性もある。

解約のタイミングは、各社、契約によっても決済日が異なるので一定ではない。
さらに、日割りされるプランと日割りされないプランが存在するので、かなり厄介だ。
しっかり、自分のプランの決済日や日割りの有無を理解できていれば問題ないが、忘れてしまう人も多いだろう。

少しでも不安があったときは、お客様センターへ電話して、相談することも検討しよう。



布施 繁樹