「イタズラなKiss」初映画化!主演は劇団EXILE佐藤寛太&美沙玲奈
1990年代に別冊マーガレットで連載された大ヒットコミック「イタズラなKiss」が初めて映画化されることが明らかになった。IQ200で全国模試1位、スポーツ万能で超イケメンという入江直樹役には劇団EXILEの佐藤寛太、ドジで勉強もイマイチだけど友達思いで明るく根性だけは誰にも負けない相原琴子役には美沙玲奈と、映画初主演の新人コンビが大抜てきされた。
メガホンを取る溝口稔監督は、原作者・多田かおるさんの夫である西川茂(音楽プロデューサー)と多田さんの生前から親交を深め、作品に登場するバンドやアシスタントたちとも交流を持ち、作品のネタとなるエピソードを間近で見聞きしてきた人物。2008年には「イタキス」未完部分のアニメ化を企画し、それ以来「イタキス」関連作品の全てに企画プロデューサーまたは脚本監修、ならびに脚本家として参加してきたことでも知られる。
溝口監督は「今回、この大ヒット作品を新しいキャストで映画化するにあたり、多田かおる先生が漫画では発表しなかったエピソードを含めて脚本化しました」と明かすと、ドラマ版とは一味違う映画ならではの表現で琴子と直樹のラブストーリーを描くと意欲満々。佐藤も「初めての映画出演で、初の主演を演じさせて頂けるという事でプレッシャーはありますが、今の自分に出来る限り全身全霊で入江直樹を演じさせて頂きます」と意気込んでいる。
また、「この作品には、本当に沢山のファンの方々がおり、まだまだ新人である私なんかが抜擢されて本当に幸せです!」と喜びを爆発させた美沙は、琴子の明るく元気な性格を出すためにボイトレから始め、アニメやドラマ、漫画を読んで雰囲気をつかんだといい、「原作に忠実にしっかり琴子の気持ちを理解して、精一杯、琴子を演じようと思います」と宣言した。
琴子の父親を陣内孝則、直樹の両親を石塚英彦と石田ひかりが演じるほか、若手俳優の大倉士門、山口乃々華(E-Girls)もキャスティングされている。(編集部・市川遥)
映画『イタズラなKiss THE MOVIE 〜ハイスクール編〜』は2016年秋全国公開