画像はイメージです(Harry Pottsさん撮影、Flickrより)

[ちちんぷいぷい - 毎日放送] 2015年5月6日放送で、「中高年たちの演劇挑戦」について取り上げていました。

子育てを終えた人や定年退職した人などが、若いころには仕事が忙しかったり先立つものが無かったりで断念していたけど、時間やお金に余裕ができた時に趣味を見つけて"第2の人生"を楽しむ―。そんな人が増えてきています。

中でも、いま中高年たちの間で「芝居熱」が高まっているそうで、演出家や俳優などのプロが主宰するワークショップを受講して講演を開いたりする人もいるようです。

特に「関西はエキストラのレベルが高い!」と映画業界では有名なんだそうですよ。

演劇を学ぶ中高年の研究生たち

大阪市中央区にある「劇団東俳」は、エキストラはもちろん、舞台やドラマ、映画などへの出演をめざし、俳優を育成しています。この日、演技の稽古をしていたのは50歳を超えるシニア研究生の方々。中には最年長83歳の大ベテランの姿も。

この日のレッスンでは、高校生が異性に告白するシーンの練習が行われていました。現実とかけ離れた役になりきって演技の幅を広げる目的で行います。

子どもの頃にあこがれていた夢にもう一度挑戦したい!、子どもから手が離れてむなしくなって、など始めるきっかけは様々の演劇に打ち込む中高年ですが、みんな笑顔にあふれています。

これからの関西の演劇は中高年が支えていくことになるかもしれませんね。(ライター:ツカダ)