富山県は5日、クマの餌となるドングリの今年の実り具合を発表しました。去年などよりは良いということですが、県は、山裾の集落周辺を中心にクマの出没に警戒が必要だとしています。県森林研究所が今年7月から行った調査では、クマの餌となる木の実の実り具合は、豊作、並作、不作、凶作の4段階のうち、奥山に生育するブナが不作、ミズナラとコナラが並作でした。実のなり具合が今年と似ていた2007年と2009年の秋は、クマの出没が