世代最初の中距離重賞とあって、クラシックの登竜門とされる札幌2歳ステークス(2歳・GIII・芝1800m)だが、96年までは1200mだった。しかし、当時の勝ち馬にはビワハイジ、ニシノフラワー、スカーレットブーケなど名牝がズラリと並ぶのだ。 後にGIを勝った馬は2頭いる。まずは91年のニシノフラワーだ。ダ1000mの新馬を圧勝しての参戦。初芝ということも影響したのか、単勝10.4倍の4番人気に留ま