2024年6月、訪朝日程を終え帰国の途につくロシアのプーチン大統領(右)と金正恩総書記(写真・EPA=時事)ウクライナ侵攻を巡る最近のプーチン氏の発言で、やけに強気ぶりが目立つようになってきた。2024年6月14日に行った演説では、侵攻開始後初めて停戦に応じる条件を具体的に提示。ロシアが一方的に併合を宣言した東部・南部4州からのウクライナ軍の完全撤退や、北大西洋条約機構(NATO)への不加盟などを求めた。この条件をキ