美しい天文現象である「オーロラ」は、地球以外の天体でも観測されています。オーロラは恒星から放出される荷電粒子(電気を帯びた粒子)と大気との衝突で発生する現象であるため、近くに恒星がない天体でのオーロラの発生は予測されていませんでした。しかし、アメリカ自然史博物館のJackie Faherty氏などの研究チームは、恒星の周辺を公転しておらず、孤立している褐色矮星「W1935」に、オーロラと思われる赤外線の発光を観測し