6月21日、ジェンダーギャップ指数が公表された。日本は146カ国中125位であり、過去最低の順位だと報道された。立命館大学教授の筒井淳也さんは「ジェンダーギャップ指数では男女のギャップを定義できる項目のみを取り入れるため、女性のみに関わる妊産婦死亡率や未成年出生率は反映されない。そうした『指標のクセ』を理解したうえでデータを読むことが重要だ」という――。■ジェンダーギャップ指数への違和感毎年一定の時期に発