自動車・スマートフォン関連が中心、納品遅延や欠品による損失も発生米中摩擦に端を発し、2020年末の国内半導体工場での操業停止などが拍車をかけた半導体不足は長期化の様相を呈しており、コロナ禍をボトムとして回復基調だった国内製造業に深刻な爪痕を残している。帝国データバンクの調査では、半導体を使用する企業の景況感は今年4月時点でも大きく落ち込んだ ものの、以後は供給量の回復などを期待した楽観的な見方が多かっ