沖縄戦で住民85人が「集団自決」(強制集団死)に追い込まれた読谷村(よみたんそん)のチビチリガマが、2017年、沖縄の少年たちに荒らされた。【写真】戦争の記憶を語り継ぐ継承者、死者への葬い彼らは「肝試し」でガマ(洞窟)に入り、動画撮影もしていた。なかには住民が死を選ばされた凄惨な戦跡であることを知らない者もいた。激しい地上戦で県民の4人に1人が犠牲になった沖縄。生活圏に戦争の遺構が存在し、その体験が