目立たないけど貴重な存在 投手の″便利屋″といえば…
![9年ぶりに日本球界に復帰した松坂大輔©BASEBALLKING](https://image.news.livedoor.com/newsimage/9/e/9e12d_1424_0d758980_5894215a-m.jpg)
西村は今季先発として調整を続けながら、開幕前に再びリリーフに配置転換されるなど“便利屋的”な存在。振り返ればプロ入りしてから、先発、ロングリリーフとあらゆる場面で登板していた印象だ。
また、日本球界に9年ぶりに復帰した松坂大輔(ソフトバンク)もメジャー最終年となった昨季、メッツで先発とリリーフの両方をこなす貴重な存在だった。
昨季は、メジャー昇格後リリーフを務めていたが、そこで結果を残し、現地時間5月25日のダイヤモンドバックス戦で先発。その後再びリリーフに戻ったが、先発に故障者が出たことで先発に復帰。しかし、シーズン終盤にはリリーフを務めるなど、メジャーでは自身最多の34試合に登板した。
その他にも、谷元圭介(日本ハム)、マエストリ(オリックス)、岡田俊哉(中日)、現役引退組した下柳剛氏や元中日のネルソンなどが“便利屋”といえるだろう。こういう存在の投手がチームにいることで、指揮官たちも助けられているのではないだろうか。