学生の窓口編集部

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英語をしゃべれるようになりたいと思う人は多いことでしょう。英語がしゃべれるようになると世界が広がりますからね! そこで、今回は英語を体得するための三つの方法をご紹介します。

筆者の英語の先生であるマイクに話を聞きました。マイクは、世界大手の英語学校に所属しながら、世界中(の英語学校)で先生をしているという変わった男です。マイクによれば、以下の3つの方法は有効とのことです。

■好きな映画のせりふを全部言えるようにする!

これは「会話のフレーズ」を覚え、「発音」を覚えるための方法です。自分の好きな映画の脚本を入手し、その映画のせりふを全部言えるようにします。DVDなどで映画内での言い方、発音などを確認しながら行います。映画を何度も繰り返し見て覚えるのです。

全部のせりふを言えるようになると、その中に登場するフレーズ、言い方が身に付いていますから、実際の場面でもさっと使えます。

マイクによると「『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を選んだ生徒はすごく発音が上達したし、会話能力も向上したけど、すっかりマイケル・J・フォックスっぽいしゃべり方になちゃった」そうです(笑)。

■好きなアーティストのアルバムを全部歌えるようにする!

これは「耳」と「発音」を鍛えるための方法です。好きなアーティストの曲をそらで歌えるようになるまで、詩を覚え歌います。できればアルバムの全曲を歌えるようになるまで繰り返し訓練します。ポップでメロディアスな楽曲のアーティストを選ぶ(ただし、なまりのないアーティストを選ぶ)のが良いそうです。

繰り返し聞き、歌えるようになることで、アクセント、よく使われるフレーズなどが身に付きます。
■英語のラジオをとにかくずっと聞く!

これは「英語耳」を鍛えるための方法です。英語でコミュニケーションするためには、相手の言うことを聞き取れなければいけません。これは英語をたくさん聞くことで鍛えられます。そこで、英語のラジオを毎日ずっと聞き続けるのです。

最初は何を言っているのか全然分からないでしょう。聞き取れたが分からない単語、フレーズがあったらそれを調べます。これを続けていると耳が英語に慣れ、そして意味が分かるようになってくるのです。

小林克也さんは『FEN』(Far East Networkの略で米軍の極東放送のこと)を長年にわたって聞くことで高い英語の会話能力を身に付けられました。「英語を繰り返し聞くこと」はとても重要なのです。

英語学校の先生に教えてもらった三つの方法でしたが、いかがだったでしょうか。「とにかく慣れることが重要」とのことで、繰り返し英語を聞き、歌ったり、話したりすれば必ず上達するとのことでした。英語をしゃべりたいと思っている皆さんは頑張ってください! See you!

(高橋モータース@dcp)