【レポート】アメリカの熟成肉、旨さ&ボリュームに脱帽! 日本初「BLT STEAK TOKYO」
2004年のニューヨーク店を皮切りに、世界で14店舗を展開するアメリカンステーキハウス「BLT STEAK」。アメリカををはじめ世界各国で人気を集め、アジア圏でもソウルや香港等に展開している。そんな同店が9月、日本に初上陸、東京・六本木一丁目に第一号店「BLT STEAK TOKYO」をオープンさせた。
同店では、アメリカ農務省認定の格付け最高位となるプライムグレードの牛肉と、アメリカン・アンガス協会の認定を受けた最高品質のサーティファイド・アンガスビーフを使用。自然熟成させた後に、925度の高温で焼き上げるという。
日本ではここ数年熟成肉ブームが続いており、興味津々の読者も多いことだろう。例えば、フィレとサーロインを盛り合わせた「28日熟成ドライエイジング ポーターハウス」(1万4,000円・2人分)。表面はしっかりと焼かれているが、中はほどよく赤みが残り、絶妙の焼き加減。旨みが濃縮された上、熟成肉特有のナッツのような香ばしい味わいが魅力的だ。個人的には赤身肉のフィレのほうが、肉質が緻密で香りも際立つように感じられた。ソースは9種類から選べ、「BBQ」やハーブが入った「チミチュリ」など色々試しているうちに完食できてしまう。
また同店では、ポップオーバーも代表メニューの1つ。大きなシュー皮のようなイメージのポップオーバーは、グリュイエールチーズをかけて焼き上げるため外側はこんがりと香ばしく、内側はふんわり感が楽しめる。パン代わりにいくらでも食べられる軽さだ。
その他、前菜・サラダメニューでは、「マグロのタルタル アボカド ライム醤油ドレッシング」(2,200円)、「クラブケーキ メイヤーレモン ラディッシュサラダ」(2,400円)など種類豊富。アメリカ発らしくかなりのボリュームで2、3人シェアするのにぴったりだ。
まだまだ肉ブームの続く東京。そんな中で、「BLT STEAK TOKYO」は高級ステーキの新たな選択肢として人気を集めそうだ。
(大畑加代子)