フジテレビ「ジャンクSPORTS」(6日放送分)では、番組MCのダウンタウン・浜田雅功が6年ぶりの地区優勝に輝いたMLBボストン・レッドソックスに所属する上原浩治田澤純一のもとを訪れた様子を放送した。

まずは上原が長らくトレードマークとして伸ばしていたモミアゲについて尋ねると、「日本人って名前をよう間違えられるんですよ。田澤がコージで呼ばれたり、僕がタズって呼ばれたり。たまにダイスケって言われるもんな?(松坂)大輔が6年間いたんで」と前置きした上原は、「モミアゲ伸ばして“あのアジア人誰だ?”って。それで僕だけしか伸ばしてなかったんで、他の監督やGMが“あのヒゲ来年獲ろうよ”って言ってくれるかもしれないじゃないですか?」と、その理由を語る。

すると、浜田は隣に座る田澤に「あのモミアゲ、どう思ってた?」と質問。田澤は表情を変えず「別に何も思ってないですね」とキッパリ。上原自身、剃った理由を「結局、自分でもどこに向かってるか分からなくなった。一度ゼロに戻そうと・・・・・・」と苦笑いを浮かべた。

さらに「頑張ってるのに(日本のメディアに)扱って貰えない」という上原は、「二人ともやろ?」と田澤に同調を求めるが、ここでも田澤は「僕、ないですよ」と素っ気無い返答。そんな田澤に上原は「“俺ら日本人スゲェ頑張ってるのに全く取材ないやん”って言うてたやん」とツッコミ、周囲の笑いを誘った。

しかし、そんな田澤に構わず話し続ける上原は、「(ボストンに)来てもらったら分かりますけど、現場に来てナンボじゃないですか。先発とか野手っていうのは一チームに(日本人記者が)5、6人。もっとおるよな? 僕ら二人いるのに1、2人ですよ」と怒り心頭。すると浜田は「もっと来いっていうことですか?」と尋ねるも、「今更、来んといてほしいです、逆に。頑張ってるのを認めて貰ったら嬉しいですけど、だったら最初から来い」と強気に返答する上原。再び浜田から「もっと活躍せなアカンってことじゃないかな?」と問われるや、「もう、これ以上無理っす」とおしぼりで顔を拭いた。

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