左からジェントル、青野未来、真山明大、本山なみ、戸田れい、階戸瑠李
9月7日、映画「うそつきパラドクス」(配給:バップ)の初日舞台挨拶がヒューマントラストシネマ渋谷で行われ、本山なみさん、真山明大さん、戸田れいさん、青野未来さん、ジェントルさん、階戸瑠李さんが登壇した。 

夜も更けた誰もいないオフィスで栖佑日菜子(本山なみ)のトラブルを解決することになった草食系男子・八日堂俊介(真山明大)。入社当時から栖佑に想いを寄せていた八日堂だが、栖佑には名古屋に遠距離恋愛中の彼氏がいた。そんな名古屋にいる彼氏の愚痴をこぼす栖佑に八日堂はひとつの提案をする。「ホントの彼氏の替わりに、うそでいいので代用品の恋人にしてくれませんか」突然の提案に戸惑いながらも、二人はお互いの寂しさを埋める代用品として“うそ”の関係をスタートすることに。・・・。

少しぼんやりした癒し系の主人公、栖佑日菜子を演じるのは新人女優の本山なみ。映画初主演ながらフルヌードを披露し、迫真の艶技と繊細な女心を演じきった。また栖佑に想いを寄せる同僚、八日堂俊介を演じるのは第17回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト審査員特別賞を受賞した真山明大。原作はきづきあきら+サトウナンキによる同名の大人気コミック。監督・脚本は海外映画祭での人気も高い吉田浩太監督。原作の世界観を意識しつつも大胆な演出と深淵な男女感で深みを見せている。

主演・栖佑日菜子役の本山なみさんは「この映画はタイトルにあるように人間の嘘や矛盾さが出ているので、そこに注目して欲しい。」とコメント。

八日堂俊介役の真山明大さんは「過激なシーンが見どころの1つですが、恋愛映画としてドキドキして観れる作品になっています。一瞬も見逃さないで観てください。」とアピール。

初めてのキスシーンがあった丸悦実生役の戸田れいさんは「26才になりお芝居もやっていきたいので、キスシーンは出来ませんとも言えませんでした。現場に入ると気にしている場合ではないくらいバタバタでした。」と心境を語っていた。

コンパ好きのOL・大栄知代役の青野未来さんは「今まで高校生役が多く、初めてOL役をやりましたので嬉しかったです。」とコメント。

松矢大樹役のジェントルさんは「作品全体が切ないので、自分が映るシーンを明るくすればさらに切なくなると思い明るく演じました。」と語っていた。

また、大和田若芽役の階戸瑠李さんは「ハプニングを起こして嵐のように去ってゆく役でした。それは出来たかなと思います。」とコメント。

下着にエプロン姿で舞台挨拶に登場した本山なみさんは「みんなスーツ姿だったので、一人場違いでしたね。」と笑いながら感想を語っていた。

9月7日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷にて一週間限定レイトショー!!

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映画「うそつきパラドクス」公式HP