東京都板橋区で、約1万1千発の花火が打ち上がる「いたばし花火大会」開催

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東京都・板橋区観光協会は8月3日、「第54回いたばし花火大会」を開催する。

同イベントは、荒川の対岸の埼玉県戸田市と合わせて約11,000発(板橋側・約5,000発)の花火が打ち上がる花火大会。都内では珍しく、尺玉が打ち上げられるのも特徴で、打ち上げ場所に観客席が近いことから、おなかに響くほどの開花音が醍醐味の一つだという。

今年は目玉企画として、都内最大級の1.5尺玉が登場。大会史上最大の大玉が開花する迫力は、大きな見所となる。オープニング、中盤、フィナーレでそれぞれ1発ずつの打ち上げを予定している。

オープニングにはトラの尾を用いて火柱を中央に集約する演出を交えたワイドスターマイン(速射連発花火)が夜空を彩る。またポケモンの型物花火をBGMに合わせて打ち上げる創作スターマインが登場。日本最高峰の花火師が作製した「芸術玉」も打ち上がるという。

中盤にはスペシャルゲストとして、オリンピック三連覇、国民栄誉賞受賞の吉田沙保里選手を招き、板橋オリジナル企画「来場者15万人の3本締め」を行う。五輪をイメージした5色のワイドスターマインに、尺玉を交えた2020年オリンピック・パラリンピック招致スペシャルプログラムを披露する。

フィナーレには名物の仕掛け花火、大ナイアガラに約1,000発のワイドスターマインなど、同イベントの高いクオリティーを存分に堪能できるプログラムになっているという。

開催日時は、8月3日 19時〜20時45分。荒天時は翌4日に順延となる。場所は、東京都・荒川戸田橋上流板橋側河川敷。6月29日 10時より、有料席の販売を行う。席種は、陸上競技場イス席が一人3,500円、同S席が3,000円、A席は2,500円など。その他、詳細は同イベント公式ページで確認できる。