日経平均の日足チャート(2年)。緑が5日、赤が25日、青が75日の移動平均線(出所:株マップ)

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 25日の日経平均は大幅に続伸し、一時、前週末比232.59円高の1万1618.53円と、2008年9月29日以来となる高い水準を付けました。

 なお、日経平均は2月8日以降22日まで10営業日の間、前日比マイナスとプラスを交互に繰り返してきていましたが、どうやら25日は続伸し、そのリズムもいったん終了することになりそうです。

目先の日経平均は1万1955円付近を目指す

 ちなみに、8日〜22日の間の高値は20日の1万1510.52円、安値が15日の1万1065.06円です。

 このレンジで膠着している間は「横ばい」トレンド継続でしたが、25日に明確に上に放れたため、このボックスの値幅445.46円(=1万1510.52円−1万1065.06円)程度の上振れが発生することになるとみています。

 つまり、目先の上値メドとしては、1万1955.98円(=1万1510.52円+445.46円)あたりがまずは意識されるでしょう。

 今後、1万1510.52円と1万1065.06円との中間値の1万1287.79円を割り込むと、短期の上昇トレンドは終わり、「横ばいトレンド」に再び逆戻りするとみています。

 さらに、22日安値1万1175.67円、2月SQ値1万1151.92円、そして1万1065.06円を全て割り込むようなら、「下落トレンド」への転換のサイン発生とみておくべきですね。

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