チェコ大統領選に顔が真っ青な立候補

初めての直接選出大統領選

チェコ大統領選に顔が真っ青な入れ墨をした男性が立候補し、世界中で話題となっている。
(Image:Vladimir Franz公式ページより）

芸術家の大統領候補

入れ墨を入れたこの男性は、芸術家のウラジーミル・フランツ氏(53)で入れ墨は頭からつま先までびっしりと赤・青・緑のインクで埋まっている。

フランツ氏は、画家でありオペラ作家という才能ある芸術家で大学の演劇科の講師も務めている。しかしながら、政治家としての実績はない。

フランツ氏は、無所属でチェコ大統領選に立候補しており、現状の政治に不満を持つ若者層を中心に人気を得ている。

世論調査では、中道左派のミロシュ・ゼマン元首相と中道右派のヤン・フィシェル前首相に次いで3番目に人気な候補となっている。

チェコ大統領選は、今回チェコで初めての国民が直接選出する大統領選で11日と12日1回目投票が行われ、1回目で大多数勝者が選出されなければ25日と26日に2回目投票を実施する。

編集部　殿塚