相方・鈴木拓への愛も語った塚地武雅

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 21日、映画『くろねこルーシー』大ヒット御礼舞台あいさつが、シネマート新宿にて行われ、主演の塚地武雅(ドランクドラゴン)、安めぐみ、亀井亨監督、そして主題歌を担当した平松愛理が登壇。先日、相方・鈴木拓のツイッターが炎上したことに触れた塚地は「俺が助けてやらないと」とコンビ愛を見せた。

 10月6日の公開後、作品に対する賞賛が口コミで広がり、公開初週より、二週目の方が観客動員数が多かったことでも話題となっている本作。会場のファンから、塚地演じる動物嫌いの鴨志田が、徐々に黒猫がいとおしくなり、人生が変わっていく演技へのこだわりを聞かれると「コンビの相方(鈴木拓)との関係みたいなもんですね。この間もツイッターが炎上したり、なんか嫌だな〜って思うんですけど……」と心情を吐露。

 それでも「俺が面倒みてやらないといけないって思うんですよ。鈴木が襲われたら、助けてあげないとってね。まさに(鈴木は)ペットと同じ感じです。そんな関係が演技に役立ったのかもしれませんね」と辛口ながらも、コンビ愛にあふれたトークを展開。さらに「子どもが出来たら男女のどちらがいい?」という質問に塚地は「一姫二太郎がいいですね。最初がお姉ちゃんで……」と語りだしつつも「ファンタジーな質問ですよ。目標というより夢のレベル。叶う日が来るのかな」と自虐トークで会場を盛り上げた。

 一方の安は「19歳の時、捨てられていた黒猫を飼い始めて、まだ実家にいるので(この映画に出演したことに)縁を感じますね。今もうさぎを飼っていて、動物から得られるものは理解できます」と発言すると、塚地から「東(貴博)さんも飼っていますよね」と突っ込み。すると「そうですね、飼ってますね。しっかり(懐くように)頑張ります」と安は照れ笑いを浮かべてつぶやいた。

 本作は、映画『ねこタクシー』など動物映画に定評のある亀井亨監督が「噛めば噛むほど味の出る映画」と語り、主題歌を担当した平松愛理も「涙が鎖骨に溜まってしまうぐらい素敵な作品」と絶賛したハートフル・ストーリーだ。(磯部正和)

映画『くろねこルーシー』はシネマート新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国公開中