テレビ信州

写真拡大

去年5月、北アルプス北穂高岳で登山中だった男性(当時62)が雪崩に巻き込まれ死亡した事故で、現場付近の斜面を滑っていたスキーヤーが書類送検されていたことが分かりました。雪崩を誘発し、男性を死亡させた疑いが持たれています。

雪山の斜面に残った雪崩の跡…。
去年5月13日、北アルプス北穂高岳で登山をしていた山梨県北杜市の伊藤勝さん(当時62)が雪崩に巻き込まれ死亡しました。県警と長野地検によりますと、当時、山の上部からスキーで下山していたとみられるスキーヤーについて雪崩を誘発し、伊藤さんを死亡させたとして、重過失致死の疑いで書類送検していたことを明らかにしました。
現場は標高約2750メートルで、雪崩の規模は長さ500メートル、幅30メートルほどでした。
山小屋の関係者によりますと、前日に約10センチの雪が積もり、雪崩は表面が崩れたような状態だったということです。
伊藤さんは、妻と2人で北穂高岳に向かって登山をしていたところ、雪崩に巻き込まれ、妻は軽傷でした。

警察と長野地検はスキーヤーの認否について、個別の事案だとして明らかにしていません。