伊勢原市役所の窓口に「軟骨伝導イヤホン」 聞こえやすさ支援、会話スムーズに

神奈川県伊勢原市は市役所の来訪者が窓口で使うことができる軟骨伝導イヤホンを導入した。耳が聞こえにくい人が使うことで職員との会話をスムーズにし、会話内容が他人に聞かれないなどプライバシーを守ることにもつながるという。
軟骨伝導イヤホンは耳の軟骨を振動させて音を伝える仕組みで、イヤホンにつながったマイク部分を机に置くことで会話の音声を拾う。自分の声も再生されるため、会話中につい声が大きくなることを抑えられるという。
5月に導入した市では本庁舎の戸籍住民課と長寿介護課の窓口に1台ずつ用意し、必要に応じて持ち運んで利用する。
ただ実際の利用は思うように進んでいない。市の担当者は「通常の業務の中で職員から利用を勧めることは難しい」と話し、待ち時間を使って体験してもらうなど、周知や利用促進を図る。
