「あのクズを殴ってやりたいんだ」「前に進まなきゃいけない時は私があなたを殴ります」「奈緒さんのボクシング、構える角度や踏み込みがうまくなってきている」
ドラマ「あのクズを殴ってやりたいんだ」(TBS系)の第5話が、5日に放送された。
本作は、人生どん詰まりの主人公・ほこ美(奈緒)が、カメラマンの葛谷海里(玉森裕太)と出会い、一念発起してボクシングを始める姿を描いた、クズきゅんラブコメディー。(*以下、ネタバレあり)
ゆい(岡崎紗絵)が7年ぶりにセコンドを務めた試合に勝利し、羽根木ジムはお祝いムード。そんな中、ゆいからスパーリング練習の許可を得たほこ美は喜ぶ。
その翌日、以前ほこ美が取材で訪れた飲食店の奥さんが市役所を訪ねてきた。取材時に海里が撮った写真が欲しいという。しかし、着信を無視され、バーでも居留守を使われ、海里に避けられているほこ美。悟(倉悠貴)に伝言を託して帰宅するも、結局海里からの連絡はこないままだった。
海里と連絡が取れないことを謝罪しようと、ほこ美は取材をした飲食店を訪ねる。すると、そこには写真を届けにきた海里の姿が。ほこ美が、市役所で行うフォトコンテストに応募しないかと持ちかけると、海里は「おせっかい」だと一掃。だが後日、海里がコンテストに応募してくれたことを知り、ほこ美はうれしく思う。だが、前を向こうとしている海里を邪魔するかのような出来事が起きてしまう。
放送終了後、SNS上には、「ほこ美と海里の関係が大きく動いた大切な回」「『前に進まなきゃいけない時は私があなたを殴ります。あなたのことが好きだから』。生真面目で、どこかコミカルなほこ美が、重すぎる過去を背負った海里の切なさを包んでいく」「海里というくずを殴るドラマかと思ったら、海里という人間を助けるために殴るドラマだった。ボクシングは相手のことを尊敬してたたえているから殴るんだ。その言葉通りの意味だったんだ」といったコメントが上がった。
また、「海里の過去が明らかになってますます引き込まれた。玉森くんの表情やしぐさに毎回引き込まれる」「奈緒さんのボクシング、構える角度や踏み込みがうまくなってきている」「斉藤由貴がカバーしたこともある井上陽水の『夢の中へ』を歌っていた」などの声も。
そのほか、「大地(大東駿介)のお墓の花をめちゃくちゃにしたのは会長(渡部篤郎)じゃなくて悟っぽいけど、ここにきて撫(玉井詩織)もますます嫌なやつになってきたし…。まだまだ波乱がありそう」「大葉さん(小関裕太)いい人過ぎる。ひょっとして海里くんを助けちゃうの?」 などのコメントもあった。