ワールドシリーズを前に会見した大谷翔平(撮影・小林信行)

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 ドジャース大谷翔平選手が24日、ヤンキースとのワールドシリーズ(25日開幕)を前に取材に応じ、自身初の頂上決戦に向けて意気込みを語った。日本時間午前6時50分過ぎに大谷が会見場所に姿をみせると、ワールドシリーズを中継するフジテレビと、日本テレビは急きょ生中継に切り替えて、大谷の会見模様を伝えた。

 フジテレビは「めざましテレビ」内の「イマドキ」でプリン特集の途中で。発売から3000個以上売れているというプリン最中を紹介中に、突如画面が切り替わり、アナウンサーが「え〜VTRの途中ですが、米ロサンゼルスのドジャーススタジアムの様子に映像を切り返させていただきました。ワールドシリーズを明日に控えた大谷選手、前日の会見がまもなくこの場所で始まります」と伝えて、大谷が会見場に入った映像に。テロップには「超速報」「大谷翔平選手まもなく会見」と表示された。そのままプリン特集に戻ることなく、大谷の会見をライブ中継で伝えた。日本テレビは「ZIP」の中で同じく大谷の会見場入りから伝えた。

 めざましテレビの公式Xは「きょう25日(金)放送予定だった#イマドキ(プリン特集)は後日あらためてお伝えします」と、投稿した。SNSやコメント欄には「試合でもなく、会見中でもなく、その準備の映像。そこまでやる必要あるんか?そして、消えた俺のめざましじゃんけんを返してくれ」、「急に画面切り替わったから何か事件でも起こったのかと。しかも大谷君まだ喋ってない。これは酷い。取材先にも失礼!」、「まじか…。イマドキの途中でしょうが」、「特集ぶった切るほどの緊急性があったんですか?」、「めざましジャンケン待機してたのに」、「プリン最中見たかった」、「プリン最中のお店に失礼」と、憤りの声が上がっていた。