8回に右越え3ランを放ち、ベンチを指さしながら歩を進める大谷翔平

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◆ 打球速度187キロ&飛距離125mの豪快弾!

 ドジャースの大谷翔平選手(30)が16日(日本時間17日)、メッツとのナ・リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)第3戦に「1番・指名打者」でスタメン出場。8回の第5打席にダメ押しの右越え3ランを放った。

 1勝1敗で迎えたニューヨークでの敵地戦。初回の第1打席は大ブーイングを浴びながらメッツの先発右腕・セベリーノと対戦し、初球を打ち損じ一ゴロに倒れた。2点リードで迎えた3回の第2打席は先頭で四球出塁。続くベッツも四球を選び無死一、二塁の好機としたが、後続が倒れ得点にはつながらなかった。

 三たび先頭だった5回の第3打席は、1ボール後のスイーパーに詰まらさせ右飛。6回の第4打席は二死無走者で元西武の右腕・ギャレットと対戦し空振り三振に倒れた。

 それでも4点リードで迎えた8回の第5打席、一死一、二塁の好機で3番手右腕・メギルの2球目カットボールをフルスイング。打球速度115.9マイル(約187キロ)、飛距離410フィート(約125メートル)の大飛球は右翼ポール際へ飛び込むダメ押し3ランとなり、大谷は打った直後にベンチを指さし、悠然とダイヤモンドを一周した。

 これがリーグ優勝決定シリーズ初アーチ。ポストシーズンでは同点3ランを放ったパドレスとの地区シリーズ第1戦以来、2本塁打目となった。