ノンアルコールは強い味方

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雰囲気・シチュエーションで酔いましょう。

 お酒が苦手の理由として、もともとアルコールがからだに合わない体質だからなのかもしれない。不健康になる危険度を上げてまで、無理な飲酒に付き合う必要はありません。だけど酒の宴は嫌いじゃないと思っている人も多い。

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では、下戸にとって、お酒を伴った空間では何に酔いを求めましょうか?雰囲気・ムードに酔う。ノンアルコールカクテルに合うおつまみのセットで、演出はバッチリです。
「酔いの素」は違っても、上戸,下戸問わずにリラックスできる方策は様々です。

元々有害なアルコール。お酒の中に含まれた依存性がある成分です。嗜好の改善で取り沙汰される、たばこのニコチンと同じ危険性がある。だから、過度な飲酒で健康を崩すのです。
アルコールの代表的な作用は「酔う」という感覚を招くこと。脳が麻痺状態になっているのです。酔いに浸る頻度や深さが過剰になって、からだが不健康に陥ってしまうことは避けたい。

お酒下戸はもともとアルコールがからだに合わない体質だったりする。だけど酒の席は嫌いじゃない。私にもそんな友人がいる。お酒上戸ともひとときを楽しみたいはずです。

そんな空間では何に酔いを求めましょうか?
雰囲気・ムードに酔うのは如何でしょう?

お酒に含まれるアルコールの量を、グラム単位の表示に順次切り替わっています。3%は軽めで8%は強めのお酒とか、アルコールのパーセント表示で商品を選んでいました。
グラム表示にしたところで、節酒,減酒出来ますかね?

酒の宴・酒席にはその場の雰囲気・盛り上がりというものがある。そんな時に、「今日は20グラム以上のアルコールを取ったから、もう止めましょう。」なんて、そんな気になれますか?ハッキリ言って無理です、興醒めとは、まさにこの時のためにあるような表現ですね。

やっぱりその場の空気に酔うのがいい。情調・気分に乗るのです。
情調という空域,気流に乗るまでの勢いを付けるためには、1杯のお酒はやむを得ないかもしれません。そんな程度だったら、体質によってですが、さほど問題ナシとしましょう。
空飛ぶグライダーだって、上空に到達して気流に乗るまで、燃料で稼働するエンジンに頼らなければならないのですから。
あとは滑空するように、その場を大いに楽しみましょう。

眠りのトラブルに『睡眠状態誤認』がある。なかなか満足する睡眠が取れていないと思っていても、実は特に問題を引き起こすような睡眠不足ではない。平均的な睡眠をちゃんと取れているのに。
自分の睡眠に対する考え方が歪んでしまったり、悪い方に偏る認識です。(*)

アルコール効果と同じ酔いの状態にあると、自分に暗示に掛けるのです。あくまでも気分のいい、健康的な酔いに導くのですよ。その場の雰囲気が酔いに誘われる。お酒下戸にとっては雰囲気で酔えれば、それで十分です。
だから、ノンアルコールのカクテルなんて如何でしょうか?良さそうですよね。
ノンアルでも本格的な酒の肴をお伴にグラスを傾けるのです。実際ノンアルビールでふらっと酔ったような感覚を体感したことがあります。

ソーバーキュリアス(お酒は飲めるけど、あえて飲まない生活スタイル)にも歓迎されるシチュエーションです。

【出典】
(*)2023年7月31日読売新聞 医療ルネサンスNo.8065 睡眠障害1/6

[文:健康わくわくサイト]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

株式会社SOily 代表取締役 岡本 頼幸

幼少時代から生命の不思議に取り付かれてきました。
生体の分化発生の不思議を研究 〜 免疫検査を通しての患者様への想い 〜 医療・健康機器のユーザー様から頂いた奉仕の心・・・。
これらのことから医療・健康の大切さを、長年にわたって実感して参りました。
今、予防医療というポピュレーションストラテジーが重要になっています。
更に「競技スポーツ」に「健康スポーツ」という親しみ易い概念も取り入れようとしています。
みなさまが人生の目的を達成するために大切な、「健康」についてのトレヴィアをお届けしたいと思っています。
みなさまの目となり耳となりそして足となって得た豆知識を、私の経験を交えてできるだけ分かり易くお伝えできれば幸いです。