<非常識な親、おまかせ放置子>伸びた爪・小さい服「母親失格だ」【第9話まんが:放置ママの気持ち】

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私は3人の子どもを育てているママ。子どもがたくさんいると大変です。特に今年小1になった次男のマサヤはヤンチャで、本当に手を焼いています。先日マサヤが事故に遭ったことからキョウスケママ以外に育児を任せられる人を探すため、保護者会に出ることにしました。しかしそこで聞いてしまったのは、私がほかの保護者から避けられている事実とその理由。私がほかのママたちに育児を手伝ってもらっていること、キョウスケママに腹をたてていることなどがすべてバレていました……。



私は学校から帰宅すると涙が溢れてしまいました。



マサヤが声をかけてきました。私があまりにも泣いていたため、驚いてしまったのかもしれません。私は返事をしながらマサヤの方を見ました。



私は改めてまじまじとマサヤのことを見ました。髪も爪もずいぶん伸びてるし……服もなんだか小さくなって……。



なんだか久しぶりにマサヤのことをちゃんと見た気がします。もちろん家族ですから毎日顔を突き合わせてはいるのですが、よく見てはじめて気づくことがたくさんありました。そしてハッとしました。



私はマサヤを抱きしめました。こうして触れ合ったのも久しぶりな気がします。マサヤはキョトンとしています。



「子どもは社会の宝なんだから、育児は地域全体でするべき」「うちは子どもが3人もいるんだから、みんなに手伝ってもらわなくちゃ」と思っていました。しかしいつしか他人に面倒を見てもらうことが当たり前になりすぎてしまい、私自身が子どもと向き合っていないことに気が付きました。



保護者会に赴いたところ、ほかのママたちが私の噂をしているのを聞いてしまいました。もちろん内容は私にとって嬉しいものではありませんでした。

しかし今考えてみれば、他人に育児を押し付けていたのですから、煙たがられるのは当然のことでしょう。しかし皮肉にもその経験が、改めてマサヤに向き合うきっかけになりました。今では登下校に付き合ったり、一緒に公園遊びをしたりと、できる限り子どもと一緒に過ごしています。

これからはきちんと子どもたちに向き合おうと思います。

原案・ママスタコミュニティ 脚本・motte  編集・横内みか